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オードリーの貧血 : やっぱり、ダメなものはダメでしょ。。 [病気]

今日は雨の中、ママも、犬たちも、レインウェア着用で大学病院に行ってきました。

着いた時はけっこう雨が降っていたので、ギュスは車で待たせたかったんだけれど・・・

とりあえずオードリーだけ抱っこで建物まで連れて行き、研修医の予備問診が済んでオードリーが採血に行くまでのほんの15分ばかりギュスを車に一人にして戻ってみたら、2列目の背もたれを飛び越えて2列目シートに移動、窓から顔を出してヒンヒンいってました。

見れば、脚にリードが絡んでいるじゃないですか。ダメだこりゃ~(ーー;)

仕方ないので、ギュスを降ろして待合室に連れて行き、一緒に待ちました。

オードリーはすぐに戻ってきて、車に戻ろうか悩んだけれど、雨のせいか割と空いていたのでそのまま待つことにしました。

1時間くらいで呼ばれまして・・・

今日の先生、口が重い様子。

うつむいて検査結果をじっと見つめたまま、「う~ん、下がっちゃったねぇ。。」と一言。

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PCVが20.4%(前回21.2%)、Hgbは6.6 g/dl(前回6.9 g/dl)と、前々回から前回にかけての低下より、溶血のスピードが速まっていました。

シクロスポリン(=アトピカ)はやっぱり効いてないみたいです。先生もそう思ってるみたいなんですが、「まだ効き始めてないということもなくはないけど・・・」と言葉は途切れがち。

「ネオーラルの内用液にしても吸収率が高まることはありませんかね?」とママ。

「ノバルティスの社員に話を聞いたことがあるんですが、アトピカ(動物用)とネオーラル(人間用)は全く同じだし、カプセルと内用液でもほとんど差はないはずといってました。もう少し続けてみませんか?」と先生。

ここで、またプログラフを低用量で使用する話が出たものの、先生は肝臓のことがどうにも心配だということで、現時点での再投与はなさそうです。

「う~ん難しいね。もう少しなんだけどなぁ~7ヶ月でしょ。ここへきて溶血のスピードが落ちているから、ここでしばらく持ちこたえれば、徐々に上がっていくという症例のパターンになるんだけど・・・う~んどうしましょうかねぇ?」と先生。

って聞かれても、ママもなんと答えたらいいのやら。(+_+)

1週間後はGWの真っ只中で休診、でも連休明けだと10日後、それは心配だからと、4日後の5月1日の火曜が研修日とやらで一応病院施設は利用可能だから、その日に来てくださいということで、同じ投薬内容でもう4日様子見??

先生はこのところ溶血スピードが緩やかになってると仰るものの、検査値的には、前々回から前回にかけてが下げ止まりで、前回から今回にかけてはまた上がってきてるわけで、やっぱり3月に集中的に投入した免疫抑制剤もしくは4月頭のプログラフの効き目がピークに達して、再び効果が減じてきているということじゃないのかしら?

この半年で感じたことは、オードリー、もしかすると薬が効きだすのに時間がかかるのではないかということ。通常1~2週間のところ、3週間から1ヶ月くらいで効いてくる感じ? だから今回アトピカを続けることは構わないんだけれど・・・

やっぱり引っかかっているのが、相性(bio-availability)の問題。

しつこいようだけど、タクロリムスとシクロスポリン、どちらもカルシニューリン阻害薬だから免疫を抑える仕組みは同じだといったって、全く同じなら“後発薬”になるはずのところが、別の薬として承認されてる訳で、原料(っていうのかな?)も違うわけだから、やっぱり同じようには効かない気がするんですよね。(モヤモヤモヤ...)

それと、もう一つ気になっているのが、治験薬との関係! 網状赤血球、プログラフでガクッと落ちて、いったん持ち直していたのが、また下がりだしています。先生も気にしていました。(カルシニューリン・インヒビターと相性悪いんじゃないの?よく分かりませんが...=_=;)

で、肝臓の数値はだいぶ落ち着いてきてるから、5月1日、もしPCVとHgbが急激に落ちているようだったらグロブリンをやりましょう、みたいな話もでたので、急遽追加で抗体・補体の検査もしてもらうことに。

最後は、「ここは前向きに考えて、オーちゃんの生命力を信じて、輸血でPCVを上げながら自力で回復するのを待ってみるのもありかもねぇ・・・」なんて“神頼みちっく”な話でお開きとなりました。

次回の結果次第では、ママ、ちょっと考えていることがあるのですが、それは次回受診のときまで更によ~く考えた上で、先生に話してみようと思っています。

      ******

というわけで、我が家のGWは、家でウダウダというか、ま、大掃除でもしますかね~そろそろギュスも洗わなくっちゃ。お肌が限界?!(^_^;

「今日は布団よりコルクの方が寝心地いいかも。。」
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「寝苦しい。蒸し暑い。。」
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グラチャン完成@第82回2012春季訓練競技大会 [競技会]

一昨日、4月22日の日曜日、今シーズン最後となるJKCの訓練競技会に出陳しました。

20日に輸血がなかったので、イマイチ元気ではなかったけれど、今回もパパが一緒だし、オードリー同伴、一家総出の競技会参加となりました。

申し込みした時から、もし初夏のような陽射しの照りつける天気だったらどうしよう・・・なんて気を揉みながら天気予報を気にしていたのですが、当日は、なんと、気温は3月下旬並み、しかも曇り後雨という、ギュスターヴにとってはお誂え向きの日和となるというではありませんか。ラッキー!

しかし、このところのポカポカ陽気で皮膚の状態があまりよろしくないギュス、できれば、濡らしたくないな~降り出す前に出せるといいな~なんて贅沢なことも考えていたのですが、前日一般の部で出陳したトレーナーをしている友人から、「ギュス、高等科12組中11番目だよ!」との知らせが入り、午後に回るかどうか、またもや微妙な順番と判明しました。はい、雨の中の競技を覚悟しました。(T_T)

が、当日になってみたら、朝のうちは高曇りで、上手くすれば夕方くらいまでもちそうな空模様で、少し気分が明るくなりました。

4時半起床、5時半出発、6時40分会場着。

オードリーの薬の関係があるので、7時に朝ご飯。で、やっぱりオードリーだけというわけにはいかず、ギュスにも印し程度のご飯+抗ヒスタミンを与え、排便を済ませた後いったん車にしまいました。

今回、お世話になっている訓練所の方々は、皆さん長野で開かれているIRO(=国際救助犬連盟)の救助犬認定試験に出払っているため、本部展には誰も来ていません。一応12組中11番目だということをメールで知らせたら、出番まではしまっておいて、直前に調整すれば大丈夫だろうとの返事が返ってきたので仰せに従うことに。

朝のうちは、知り合いのバーニーズがJKCデビューでCDⅠ・Ⅱの公開試験とCDⅠの競技に出るというので、試験の様子を見学。ミナちゃん、初めてとは思えない落ち着きでした。それでいてとっても元気があって、すごく頑張ってました。招呼が可愛かった~(^^♪

その後、ギュス&ママが出陳する第5部高等科の進行状況をチェックしに行くと・・・

1組30分まではかからないだろうけど、2時間で5組くらいかな~と予想していたら、意外に進行が早く、1時間で3組のペース。ということは、昼前に全部終わるな~ウチは11時過ぎくらい?

ところが、しばらく見学していたら、ある組のワンちゃんが、競技開始間もなく隣の準高等科のコートに乱入していくという“事件”が起きて、その組は競技中止となってしまい、10分くらい繰り上がりそうな気配になり、急ぎ車に戻って、ギュスの調整を始めました。

まずリンクサイドを一回りして、会場の空気に慣れさせてから、練習開始。脚側や行進中の作業、遠隔などは問題なく、平面持来もマァマァ。

で、今回、選択課目の最後を、後脚を引っ掛ける恐れのある“障害飛越持来”ではなく“咥えて歩く”にしようと思ったので、その練習をしたら、ギュス、最初の「テイク!」でダンベルを差し出すと、立ち上がって咥えるじゃないですか。(._.)

何度かやってみたけれど、毎回立ってから咥えるのです。ヤバっ。危なすぎる。減点覚悟で“障害飛越持来”でいくことにしましたよ。

そして、疲れるといけないので、調整の最後に気分よく飛越の片道と往復を1回ずつ練習して終わりにしようとしたのですが、ここでも、番狂わせが。(ーー;

最初の片道で、着地後「ステイ!」とコマンドをかけたのに、ギュス、飛んで戻ってきました。もう1回やってみたところ、やっぱり留まらずに戻ってきました。

ゲゲゲのゲ~(>_<)

疲れちゃうと本番ドナドナになるから、何度も飛ばすのは嫌だったけれど、ここはしっかり止めなくては。横で見ていたオーパパが「○×△~☆△□~」とゴチャゴチャ話しかけてきたけど完全無視して、鬼母はギュスが正気に戻るまで練習しました。

5回くらい飛ばせたかも・・・で、更に、往復と飛越持来も1回ずつやって、終わったら、当然ながらギュスはベロベロ~(あ、飛越の前から既にベロベロでしたが。^^;)

「あ~疲れた。もう終わりだな、今日は。。」
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あまりにも横ベロだったので少量のヤギミルクをあげて一息つかせ、10分くらいでリンクサイドに行くと、もう前の組が始まっていました。

朝、進行状況を偵察していたとき、今回のジャッジ、なんかちょっと変わった風貌だな~それにほとんど言葉を発しないし、やりにくいかもぉ~と感じたのですが、ママがそういう気持ちになるとギュスも気にするので、大きく深呼吸して周囲のことは全部忘れてリンクに入りました。

規定14課目と自由選択6課目の合計20課目、今回はしっかり最後まで撮れましたので、ムービーでご覧ください。

      ******

2月の公開試験もそうだったけれど、20課目、正直、長いです!いかに集中を切らさないかが最大のポイントでしょう。今回も、ジャッジは次々キューを出してくれるタイプだったので、間合いが長くてだれるという心配はなかったものの、ジャッジのペースに乗って見切り発車しないようマイペースを心がけ、とにかく、ギュスの気持ちを切らさないように頑張りました。

直前の飛越の過剰練習が祟って、ギュスは最初から横ベロ状態でしたが、気持ちは思ったより競技に向かっていたと思います。ただ、身体は辛かったのか、足取りがイマサン? 地面が凸凹していたこともあって、脚側行進では何度か躓く始末でした。(/_;)

それでも8課目目まではそつなくこなしたと思います。(除く“招呼”=.=)

9課目目の平面持来、いつもならウヒョヒョ~と跳んでいくところ、なんだかのそのそ。手が出ることはなかったけど、咥え上げで少々もたつきました。

10課目目の遠隔の停座から伏臥は“こんなもんでしょう”の出来。

で11課目目、いよいよ問題の障害飛越(片道)です!

直前練習で絞られたのを思い出したか、飛越板に向かう足取りの重いこと。しかも、リンクサイドで撮影してるパパに助けを求めるかのように視線を送り、ドナドナもいいところです。

が、根っからの律義者のギュスターヴですから、逃げ出すようなことはありません。諦めてスタート位置につきました。

「ジャンプ!」のコマンドと同時に視符も出して送り、着地したところで、渾身の気合を込めて「ステイ!」と叫びました。ヨッコラショとばかり振り返って、でも、ちゃんと止まりました。やれやれ。

12課目目、飛越(往復)も、やっぱり飛越板に向かうときはドナドナでした。そして、着地点は例のごとく飛越板から逸れた位置。が、復路の「ジャンプ!」のコマンドにしっかり応じて、ちゃんと正面に戻ってきました。!(^^)!

13課目目の据座は少々余所見があったけれど、まぁいいとして、14課目目の休止はダメでした。「ダウン、ステイ」で離れたとたん、潰れた蛙のようなみっともない格好になってすっかり“終わって”ました。

が、ここからが正念場。遠隔の5連発です。

この日のジャッジは全く声を発することがなくて、当然、次の課目が何かなんて言ってくれません(聞けば言ってくれたのでしょうけど...)。

手の甲にカンニング用のメモをするのを忘れたママ、競技開始まで呪文のように遠隔の順番を唱えていたのですが、間違えたらアウトということで、けっこう緊張しました(毎回同じ順番で練習していればこんなこともないのでしょうが、そうすると犬が先読みしちゃうことがあるので、いつも適当にやっているのです)。

それでもなんとか間違えずに5課目クリアしました。

ギュスの動作はというと、ま、こんなもんでしょう。(^^ゞ

そして、遂に最終課目、障害飛越持来です。

公開試験のときも往路で後脚を引っ掛けましたが、練習でもかなりの確率で引っ掛けます。

ただの飛越では引っ掛けないのに、何でだろう?ってよくよく観察しながら分析した結果、ダンベル大好きのギュスは、往路はダンベルにそそられて、ギュスなりに勢いがつくのです。水平方向に勢いがついた状態のまま、高さ70cmの障害を飛ぶために身体を垂直方向にもちあげようとすると、60キロの体重を持ち上げきれずにかすってしまうのだということが判明しました。

後脚の筋力を強化すればなんとかなるのかな??

でも、今シーズン中は間に合いませんので、仕方ありません。

飛越のみの時は飛越板に向かうときあんなにドナドナだったのに、ママがダンベルを持っていることに気づいた途端、どうでしょう、足取りも軽く、すでに気持ちは前のめり?!下手すると飛越板を引っくり返しかねないので、ここは視符は止めて、ちょっとトーンを抑えて声符のみで送り出しました。

しかし、案の定、後脚が当たりました。“ダンベル命!”の割には、なんか咥え上げでチェックしてましたよ。復路は、往路で当てたのが余程嫌だったのでしょうね、でんぐり返るのではないかと思うくらいお尻を高く跳ね上げて、頑張って飛び越えてきました。ちょっと正面停座が離れちゃったけど、しっかり正面に座りました。

最後の飛越持来で脚を当ててしまったのは残念でしたが、他は大きなミスなくやり切ってくれました。よく頑張ったね、ギュス!

課題は色々あるのだけれど、とにもかくにも、高等科を無事クリアしたことは、ギュスにとっても、ママにとっても、大きな自信となりました。(*^_^*)

講評?

「遅いよね~でもこのサイズだからしょうがないよね。あ、障害飛越持来の後脚が当たったのは引きましたよ~」でした。

      ******

競技の途中からチラチラ降り始めた雨、終わるころには小雨となり、毛の表面がすっかり濡れてしまったけれど、中まで浸透する前に拭いてやれたので、気温も低いし、ぎりぎりセーフでした。

車に戻ってお昼を食べ、フライボールの見学なんかしながら結果発表を待ちました。

この頃が一番雨が強かったけれど、それでも傘を差したりつぼめたり、たいした降りにはならず、2時過ぎにはすっかり上がったので、ギュスも少しお散歩!

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そして、午前中に競技が終わっていた高等科は2時半くらいに結果が張り出されました。

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やった~!!ギュス&ママ、195.4点、メジャーポイント獲得です。

しかも、4席入賞のオマケ付きでした~♪

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そして、そして、リーチのかかっていた“グランド・トレーニング・チャンピオン”完成です。(*^o^*)v 

3月のFCI東日本インターナショナルトライアルで思いがけずオビⅠでメジャーポイントが取れたから、最悪、今回の高等科を落としても、来シーズン、中等科で最低5ポイント取ればグラチャンは達成できるので、気楽に行くつもりでした。

それが、大会が近付くにつれて、今までになく緊張しだして大変でした。犬と競技会にでるのにプレッシャーを感じたのって初めてかも。なんたって、大会の何日か前に、本番でギュスが大脱走した夢まで見ちゃったのですから。(^^ゞ

なんでそこまで緊張したのかは今もって不明ですが、終わりよければすべて良しということで、とにかく、ホッとしました。これで夏はのんびり過ごせそうです。

あ、2・3・4月と、ママがオードリーの心配をせずに競技会に参加できるように、毎回競技会翌日に半休や有休をとってサポートしてくれたパパ、本当にありがとう。

オードリーも、ぎりぎりの体調で、毎回々々付き添って応援してくれて、ありがとうね!

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お陰様で、今シーズン中にグラチャン、という大きな目標を達成できました。

ママ、す~~~っごく嬉しいよ。\(^o^)/

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シーズン開幕直前のオードリーの発症で、一時は競技会なんて放ってしまおうかとも思ったけれど、メゲズに頑張ってきて本当によかったと思えた瞬間でした。(^_-)-☆

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オードリーの貧血 : Good news なのか? [病気]

週末からスッキリしないお天気が続いてますね。気温も1ヶ月逆戻りの3月下旬並みだとか。そんな中、昨日はギュスターヴと春季訓練競技大会に出陳しましたが、その報告は次回に譲り、今日は、先週金曜日の受診記録をアップします。

      ******

前回(4月13日)、PCVが21.5%、ヘモグロビンは7 g/dl だったため、今回(4月20日)は輸血になる線が濃かったので10時の予約でした。

少し早めの9時45分に受付を済ませて待つこと数分。すぐに予備問診があり、特に変わりはないけれど、散歩では若干呼吸が苦しそうで、家ではほとんど自発的な活動がない(除く食べ物の気配を察知したとき!)ことなどを伝え、オードリーはすっごく嫌がりながら採血へ。

直ぐに戻ってきて、待合室で待機です。が、この日もけっこう混んでいて、ギュスがハァハァ辛そうだったので車に戻って待ちました。お昼少し前に研修医がやってきて、オードリーの体重を量り忘れたといって連れて行き、5分ほどで戻ってくると、今度は先生との面談タイムだというので、オードリーにギュスのお守りを頼んで、ママだけで話を聞きに行きました。

入るなり検査結果のコピーを渡され、「溶血がほぼ止まっているんですよ!」っとPCVの値を指し示されました。

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21.2%!

前回が21.5%でしたから、1週間で0.3%しか落ちていません。これまでは2~3%くらいの低下が普通でしたから、一桁違っています。

以下、先生とオーママのやり取りです。

オーママ:3月に次々と投入した免疫抑制剤の効果でしょうか?

先生:というより、おそらくプログラフでしょうねぇ。

オーママ:プログラフは濃度依存性ではなく時間依存性の薬ですよね?トラフ値とAUCをモニターしながら低用量でコントロールできませんか?

先生:それも考えたんだけどねぇ。。やっぱり肝臓の反応が尋常じゃなかったから怖いよね。でもプログラフに反応したということから、オードリーの場合、カルシニューリン・インヒビターが効くのかもしれないので、作用機序が同一のシクロスポリン(アトピカ)を再投与してみようと思うんですよ。確かに9月には反応しなかったんだけど、hIVIG以外で溶血が止まったのは初めてだから(止まってはいないよね??)、今がチャンスかもしれませんよ。1日1回100mgで1週間やってみましょう!」

ママ:分かりました。でも、シクロスポリンも定常濃度を維持する方がいいんですよね?1回50mgにして1日2回にする方がよくありませんか?

先生:犬の場合、服用後比較的短時間でcMaxに到達して、その後急速に血中濃度が低下するんですよ。なので1日に2回にしても、ピークを作るだけであまり意味は無いと考えます。

ママ:それと、ミコフェノール酸モフェチル(=セルセプト)の腸肝循環を阻害して濃度低下が起きると言われているようですが、シクロスポリンの服用時間帯を考えた方がいいでしょうか?9月のときは夕飯前の空腹時にあげていたのですが、セルセプトを夕飯と一緒に与えているので、朝の方がいいですか?

先生:そうだね、できればそうしてください。

ママ:前回頂いた肝臓のサプリ(=デノシル)が、食後8~12時間後の空腹時で、かつ次の食事まで1~2時間空けた方が良いというので、朝6時にやっています。そのとき一緒でいいですか?

先生:うん、それでいいです。

というわけで、9月にはほとんど効き目を確認できなかったシクロスポリンを再度投与することになりました。(肝臓の数値はだいぶ標準値に近付いているものの、サプリはもうしばらく続行だそうな・・・1日1錠¥500なりぃ~T_T;)

う~ん、確かに作用機序は同じだけれど、ママ的には、薬って相性(バイオアベイラビリティ?)があるんだよね~シクロスポリンとタクロリムス、強さが100倍っていうだけの違いじゃないような気がするんですけど。

また、網状赤血球が(今回は%としては前回からの増加はなく、赤血球が若干減少したことから、個数が落ちているものの)徐々にではあるけれど増えてきていることについても、先生はこれまでさほど気に留めている様子がなかったので、聞いてみました。

ママ:網状赤血球が増えてきているのは、赤血球(前駆体)が造られた直後に骨髄で破壊されていたのが、このところの免疫抑制剤の増量によって破壊が減り、寿命が延びて末梢血まで流れてこれるようになっているということでしょうか?

先生:基本的にはそういうことだと思います。それと、“治験薬”が徐々に効いてきているのかもしれません。

と仰って、オードリーより2~3ヶ月先行して“治験”を始めていたYラブちゃんが、2月ころの17~8%を底にPCVの値が持ち直しはじめ、4月になって25%まで回復していきてると、データを見せてくれました。

更に、「ひょっとすると、オーちゃん、大逆転もあるかもしれないよ!来週が楽しみだ~♪」と、先生、なんだかとっても浮き浮きしていました。

オードリーの場合、再生不良性貧血や赤芽球癆のように、赤血球を造れなくなるのが根本の病気とは違う、骨髄線維症(=赤血球は造れるのに、造ったそばから骨髄で破壊が起き、壊死した細胞で骨髄がスカスカになり、結果造血機能も低下する)なわけで、溶血が止まれば骨髄の線維化にも歯止めがかかり、骨髄機能の再生に繋がるため、とにもかくにも溶血を阻みたいということなんですよね。

免疫抑制剤にしろ、“治験薬”にしろ、とにかく薬が効いてくれれば、輸血なしで命が繋がるかもしれないのです。先生も、ママのその辺の思いを汲んでくれたようで、「網状赤血球がもう1万5千個増えるといいんですが・・・来週に期待しましょう!」と明るく送り出してくれました。

      ******

次回は、また1週間後、27日の金曜日です。先生は驚くほど喜んでいたけれど、ママはそこまで楽観的にはなれてません。

だって、見た目のオードリーは相変わらずで、散歩も20分くらいが関の山の毎日です(なんたってPCVは20%そこそこなんですから、“無酸素エベレスト登山”状態にかわりありません!)。

それでも、ママを脅しては日に何度もオヤツをせしめ、すこぶるご機嫌で“座敷犬生活”を享受していますけどね。(^^ゞ

ハァ~現状、本当に期待していいのかな??

金曜日を迎えるのが恐ろしいオーママです。

「何かご不満でも?」
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「姉ちゃんが鼻鳴らすとオヤツが出てくるんだよね。オイラも見習わなくっちゃ。。」
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オードリーの貧血 : 執行猶予か?! [病気]

今週はずっと春らしい、時に、初夏のような陽気が続いたオーギュス地方ですが、本日は冷た~い雨が降り続いて居ります。寒いっ!ストーブしまわなくてよかった~^^;

      ******

さてさて、今週は、10日の火曜と13日の金曜、2回大学病院を受診しました。

まずは、10日の火曜日から。

3月16日に受けた抗赤血球抗体および補体の測定結果で、補体(C3)が陽性だったことから、このところにわかに浮上してきたヒト免疫グロブリン静注(hIVIG)療法を実施するかどうかの判断材料として、再度、抗赤血球抗体および補体の測定をするのと、(たぶん)プログラフの副作用で上昇したAST・ALTの値をチェックするための血液検査が目的でしたが、溶血が進んでいた場合は輸血もあるということで、血球検査も行い、結果を待つことになりました。

あ、前の日に、散歩後、なんだかお腹がポッテリしていたので、念のため腹部のレントゲンも撮ってもらいました。

検査から戻ってきたオードリーの呼吸があまりにも激しくて、心拍数も物凄く上がっていたので、またまた大興奮したのだろうとは思ったものの(実はひと騒動あったのでした。その話は後ほど!)、いつもなら5分もすれば落ち着いてくるのに、この日はなかなかクールダウンせず、ギュスもハァハァしていたため、待合室が暑いんだと思って建物の外で待ちました。

それでも、オードリー、心臓バクバク、息はハァハァ、どうしちゃったんだろ~みたいな。で、日陰に停めていたので車に戻り、1時間半ほど待ちました。

研修医の先生が車まで来て、「今日は輸血はありません」というので、「ご飯あげてもいいですか?」と聞いたら、「レントゲンの所見によってはエコーがあるかもしれないので、もうしばらく待ってください」ということで、オードリー、昼をまわっても朝ご飯お預けが続きます。

更に30分くらい待っていたら、また研修医の先生がやってきて、「エコーはないそうですので、ご飯上げて大丈夫です!」とのこと。オードリー、やっと朝ご飯にありつけました。

ギュスにもお水を飲ませて、軽く歩いて排便させ、犬たちが落ち着いたところで、ママだけ待合室に戻って、もうしばらく待ち、やっと主治医の先生との面談となりました。 

抗体&補体の検査は当日中には結果が出ないので、この日のうちにhIVIGを行うかどうかの決定はできないものの、 なんだか話は実施の方向で進んでいってる??

しかも、この日の検査結果で、PCVが22.1%、ヘモグロビン7.4g/dl と、まだゆとりがあるので、次回の受診日(金曜)に輸血せずにhIVIGをしましょう、みたいな段取りを告げられ、ママ、言葉に詰まってしまいました。

オーママ:「肝酵素の値はどうなってますか?」
先生:「アレ?今日計ってないね、肝酵素の項目!(助手に向かって)今から検査できない?」
助手:「ちょっと無理です」
先生:「・・・・・・」
オーママ:「最終判断は、金曜に検査してからですよね?」
先生:「2回目だからね、慎重にやりますよ。肝臓の値が高いままでは危険ですから」

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というわけで、金曜の結果次第ということを確認して、この日は終わったのですが・・・

帰路、小山田緑地により、軽く散歩して帰宅したら、オードリーの左後脚の脛、ちょうど採血部位辺りが赤く腫れ上がっているのを発見!

注射針の穴から何か感染でもしたのか~と慌てて先生に電話すると、「採血部位のようですね。担当した者に確認して折り返し連絡します」とのこと。

15分くらいで電話がかかってきて、「実は、今日、採血の際に珍しくオーちゃんが暴れて流血したそうです。止血処置をしてすぐに止まったのでそのままお返しした次第ですが、もしも腫れが酷くなるようだったら、すぐに連絡下さい」ですと。

「まったくぅ~そうならそうと言ってくれれば、緑地散歩なんか行かなかったのにぃ~もし感染でもしたらどうするのさ!」っと内心毒づいてしまいました。

幸い、夜9時ころをピークに腫れは引き始め、翌朝には、赤味は残っていたものの、腫れはすっかり引いていて、ヤレヤレ。が、“流血騒動”は一件落着したものの、hIVIGに向けてのママの気持ちは一向に定まりません。

11月にhIVIGを行ったとき、朝イチで採血エリアに連れて行かれたオードリーを返してくれないまま、「検査結果が芳しくないので、今からhIVIGやります!」と宣言され、そのまま病院を後にしたので、金曜も、ひょっとしたら採血に行ったまま、ズルズルと実施の方向に持っていかれるのではないかと、気が気ではないオーママでした。

だって、通常、アレルギー反応によるアナフィラキシーや血栓のリスクを考慮して、2回目はないというのに、そこを押して実施しようとしているのですから。

しかも、8時間以上かかる処置中、立ち会うことは出来ないし、処置後も24時間は厳重監視という状況ながら、もっとも危険な時間帯を過ぎたら、明け方まではスタッフも付きっ切りという訳じゃないので、目が届かない間に急変してそのまま逝っちゃうということもある(実際あった!)わけだから、どうにも踏ん切りが付かないのでした。

なかなか心が定まらず、パパともメールや電話で何度も話したけれど、パパは“2匹目のドジョウ狙い”で(?!)hIVIGにかけたいらしく、「見ていないときにオードリーが一人寂しく息を引き取るのが耐えられないというなら止めれば・・・」といってくれたものの、でもパパはかけてみたいという思いが伝わってきて、このまま金曜日を迎えて先生にもプッシュされたら、ママは自分の気持ちを口にできないまま押し切られそうな気がして、すっごく憂鬱になってしまいました。

そこで、思い切って主治医の先生にメールしました。

ママの中では、まだ今回のhIVIGに迷いがあること、さらには、輸血に対する考え方、そして、もしもこのまま積極的な治療を打ち切るという選択をした場合、今後は対応してもらえなくなるのか、なんていうことまで書き綴って、金曜の受診の際に返事を頂きたいと締め括ったのですが・・・

そしたら、その日のうちに先生から丁寧な返事が届いて、ママの質問に一つ一つ答えてくれました。

とても誠意ある文面で、飼い主の気持ちを大切にしてくれていると感じたし、ターミナルケアになっても最後まで対応しますとも書かれていたので、ママ、ここはもう先生が最善を尽くしてくれると信じて任せてみようと決心しました。

<4月10日の大学病院駐車場のソメイヨシノ>
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      ******

そして、とうとう13日の金曜日(ゲッ、最悪?!)。

「もしかしたら命日になっちゃうかも~」なんて思いを一生懸命に押し殺し、野津田公園でお花見散歩をして(最後の散歩かもぉ~とか考えちゃって...)病院に向かいました。

肝酵素の値が急上昇したせいで3月末からずっとだるそうだったオードリー、薬を止めて1週間が過ぎたあたり(11日頃)から少し元気が復活して、PCVが20%切ってるかもしれないというのに、この日も朝からけっこう調子良さそうで、なおのこと、ここでhIVIGやったばかりに何かあったら泣くに泣けないよね~なんて複雑な心持で受付を済ませました。

いつもなら10分も待たないうちに研修医の予備問診があるのに、この日はとても混んでいて、1時間近く待たされました。

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この日は、またまた初めての研修医の先生が担当で、前回の“流血騒動@採血”のことをしっかり蒸し返して、「別の脚から採ってくださいね!」と釘をさし、嫌がるオードリーを残して診察室を出ました。

「今日は貧血が進んでいたら、輸血にかわる処置があるかもしれませんね~」との言葉にも、「採血終わったらいったん戻して下さい!」と、けっこう強気で言ったものの、実際に戻ってくるまではけっこう不安でした。

そしたら、10分くらいでゼーゼーいいながら研修医のお兄さんを引きずって戻ってきました。また暴れたのかなぁ~という不安が表情に出ていたのか、研修医が、「今日は右後脚から採血しました。少し血が出ましたけど長めに止血しておいたので大丈夫です」だって!(やっぱり失敗したんだ・・・かかりつけのF先生は採血一度も失敗したことないぞぉ~ ーー;)

とにかく混んでおりまして、やっぱり待合室は暑くて大変というわけで、この日も車に戻って待ちました。ちょうど昼休みに入っちゃったこともあって、13時過ぎになって、やっと先生との面談です。

部屋に入るなり、「先日はメール頂けてよかったです。飼い主さんの考え方や気持ちが分かった方が、私もやりやすいので、何か疑問があればいつでも仰ってください」といわれ、少し張り詰めていた気持ちがほぐれました。

そして、肝心の検査結果ですが・・・

「抗体・補体検査、今回、初めて全ての系統で陰性でした!」と、先生、驚いたように仰いました。 

でも、オーママ的には、実は予想(期待?)通りでした。

というのは、9月、1月、3月と、これまで3回(最初のかかりつけでの分をいれると4回)の測定値が、いつも傾向の違う結果だったこと、そして、IgM→IgG(→C3)という流れで陽性を示す項目が変動していることから、免疫疾患暦うん十年のオーママの経験則に照らして、たぶん今回の補体活性は落ち着いている頃だろうと踏んだのですが、ピンポ~ンでした。

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何を根拠にといわれると、ま、それなりに根拠らしきものはあるのですが、書くとけっこう面倒くさい話になるので、ここは端折ります。

で、先生としては、補体活性を抑える切り札として、再度のhIVIGを敢行するつもりだったのに、抗体・補体ともに陰性ということで、当面、免疫グロブリンの大量投与をしても効果が出るかどうか微妙な状態であること、そして、かなり下がったものの、肝酵素の値が、まだまだ標準値の4~5倍という高さであることから、少なくとも肝臓の状態が落ち着くまでは実施は保留すると仰いました。

はぁ~とりあえず、今日は帰れる!と分かったとたん、いっきに力が抜けました。

そして、渡された検査結果を見ていくと、オードリー、調子の良さを反映しているというか、数値的にもけっこう頑張っているではありませんか!

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赤血球数307万個、PCV21.5%、ヘモグロビン7g/dl 、と溶血のスピードがかなり落ちているのです。

そして、そして、一時は終わったかと思った網状赤血球の増加が復活です!

1.49%、45,743個です。

先生は特に言及されませんでしたが、自力で4万個を超えたのは、(前回のhIVIG直後を除いたら)たぶん治療開始以来初めてのことです。

オードリーの力で復活してくれているわけではありませんが、これまではほとんど薬に反応しているという手応えが感じられなかったことを思うと、なんだか希望がわいてきました。

でも、冷静に考えてみれば、3月から立て続けに免疫抑制剤を増量したり強めたりしてきた結果、ここへ来て、免疫細胞の活動が鈍っているだけなのでしょう。

そのことを口に出してみたら、先生も、「うん、それはあるかもねぇ。。とにかく肝臓が落ち着かないことにはね。。強肝剤というか、サプリを出すので試してみてください。次回は1週間後にしましょう。でも輸血になるかなぁ~じゃ少し早めの10時で!」ということで、4月20日に予約を入れて、病院を後にしました。

「今日は時間かかったねぇ~(^.^)」
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この1週間、毎日クヨクヨ悩み続け、励ましのメールにもなかなか返信できず、マジで暗~い時間を過ごしていた自分が情けないです。

オードリーが、「ママ、まだまだ頑張らないと!」って喝入れてくれたのかもぉ~(^^ゞ

たぶん、次回は輸血、そして、次はやっぱりhIVIGになるのかなぁ・・・その前に、薬の変更?

肝臓をいじめてしまったけれど、オードリーがいっぱい頑張ったから、薬が効いたんだよね。強肝剤で肝臓の手当てができて、また薬が使えたら、そして網赤が6万個まで回復できたら、輸血なしでも、低空飛行で飛び続けられるんだよね。ママ、まだ諦めないよ。ガンバロウ。

<4月13日の大学病院駐車場の桜>
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オードリーの貧血 : 万策尽きたか? [病気]

本日のオーギュス地方、突如初夏のような陽気になりました~(*_*) 昨日までは、日差しは春めいていても風が冷たくて、なかなか春爛漫とはいかないなぁ~なんて思っていたのに、今日はいきなり23度超えです。ギュスならずとも、ヘロヘロ~着いていけません。

<見づらいけれど、午後3時過ぎのリビングの気温、23.1度なり!>
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もちろんギュスは、散歩(=自主練!)から帰った後は、ご飯とオヤツ以外は死んだように眠り続けた一日でした。^^;

なので夕方は、オードリーだけ連れて、お友だちとお花見散歩に行ってきましたが、その様子は後日アップしますね~だって、先週金曜の通院日誌(?)をアップしないうちに、明日は、また大学病院受診日なのです。とほほ。(ーー;

      ******

3月27日に輸血をし、免疫抑制剤がアラバからプログラフに変更となったこと、そして、プログラフの副作用で胃腸の具合が悪くなって嘔吐したため、4月3日からプログラフの服用を中止したことは既に書きましたよね。

目に見える異変としては嘔吐のみでしたが、ママとしては、27日に輸血して、赤血球数やPCV、Hgbはそこそこ増えたにもかかわらず、今回の輸血で、オードリー、数値の上昇ほどには元気になっていないな~と心配していたのですが・・・

はい、この日(4月6日)の検査結果を見て、びっくり!

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肝酵素の値が、9月に治療を初めて以来の高い値となっておりました~(>_<) ステロイドを大量に服用していた9月~11月にかけてどんどん上昇したものの、ここまでは上がらなかったのです。あ、ダナゾールを使ったときに、一過的に急上昇しましたっけ。

今回は、アラバを11日間服用した後の検査値が機器メンテナンスで測れなかったため、厳密にはプログラフ単独の副作用か、それ以前のアラバのときから上がっていたのかは定かではありませんが、見た目の調子からすると、プログラフに変更してから元気がなくなったり、嘔吐があったり、便の状態も悪くなりかけたりと、おそらくプログラフのせいだと思われます。

で、肝臓ダメージを受けているということは、(往々にして医者は認めたがりませんけど)薬の効きが悪くなる(代謝が悪くなる!)という印象を持っているオーママです。

そのせいかどうか・・・

順調に増え続けていた網状赤血球の値が、前回の1.6%(=38,400個)から0.65%(=21,905個)へと、大幅に下がってしまいました。“治験薬”を服用し始めてから、少しずつではあったけれど、着実に増加していたというのに、悲しいよぉ~(/_;)

ママの中では、なんとか、赤血球300万個、網赤2%まで持っていければ、輸血無しで、細々と命を繋いでいけるかもしれないと、最後の望みを抱いていたのに、木っ端微塵に打ち砕かれてしまいました。

先生は、前回の抗体・補体検査結果で補体が増えていたことから、プログラフに最後の望みを託したものの、副作用で中止となり、経口投与薬に関しては、万策尽きた感があるようでした。

先生も、ママも、中止したプログラフの副作用が消化器に留まっているなら、胃粘膜保護剤でも併用しながら、もう少し頑張ってみることも可能だと考えていたのですが、肝臓がダメージを受けてしまった以上、再開の線は無くなりました。

また、先生、補体活性を阻害する経口薬を探してきて、それを試そうと考えていたようですが、これまた、肝臓がやられている状態では使えないとのことでした。

では、この先どうする?という話になりまして・・・

次にPCVが20%を切った時点で再度輸血をして、少し状態が上がったところで、本来2度目は無いはずのガンマグロブリン療法を、リスク(オードリーのような状態ではホントのホントに危険なのです!)覚悟で実施するくらいしか手はないということでした。

オーパパも、このところガンマグロブリンの再実施を口にしていますし、ママも、他にどうにもならないならそれもありかと思いますが、点滴で投与している最中、もしくは投与直後に、アレルギーによる溶血や、血栓・DICといった症状で、“さようなら~”もあるわけで、だったら、もう積極的な治療はせずに、オードリーの寿命まで、このまま自然の成り行きに任せてもいいのではないかとも思ったのです。

が、この日は新年度のスタートということで、ニューフェースの研修医が担当だったり、主治医の先生も、なにやら諸事順調ではないのかカリカリしてる様子だったりで、気持ちを口に出す気になれませんでした。

そうはいっても、すっごくリスクの高いことをやろうというのですから、きちんと納得せねばなりません。

というわけで、治療開始以来3回受けている抗体・補体検査の値と傾向が毎回変動しているので、前回から3週間以上経っているし、再度検査して、抗体や補体が大量に取り付いているのをちゃんと確認した上で、最終的にガンマグロブリン療法を実施するかどうか決めたいということだけは言いましたよ。

先生も、それについては了解してくれて、明日(4月10日)、検査することになりました。

      ******

ま、前回はここまででしたが、ママとパパの間では、もし2度目のグロブリン療法を実施するに値しないという結論に至った場合どうするか、という話もしていまして・・・

パパは、オードリーが輸血を受け付けなくなるまで、PCVが落ちたら輸血で持ち上げながら、最後まで繋いでいきたいみたいです。

でもママは、治療に望みを持っているという前提であれば、時間稼ぎであっても輸血の意味はあるけれど、単なる延命に過ぎないのに、貴重な血液を消費し続けることに抵抗があります。

確かに輸血をすると、それまでの辛そうな状態はどこへやら、本当に元気になるのですから、そんな“蘇生劇”を何度も見せられたら、なかなか打ち切る気にはなれないのが人情でしょう。

でもねぇ~たまたまオードリーは(供血犬を募るという)労せずに輸血を受けられる環境にいるものの、だからといって甘えてしまっていいのかな~と、なんだか良心の呵責を覚えてしまうオーママです。

ママがオードリーの状況だったら、たぶん、もう輸血は断ると思います。でも、オードリーは、今の治療に見込みがあるかどうかなんて分からないのだし、生きる世界がどんどん狭められても、その状況に順応して、毎日楽しそうに暮らしているのですよね。

そんな姿を見ていると、ママの死生観を押し付けるのも違うかな~と思い直してみたり。

これが薬であれば、もういっぱいいっぱいで身体が受け付けないというところまでは続けるのでしょうけど、“血”なんですよね。大量生産できるモノではないのですよ。

あ~切ない。(._.)

      ******

「何か悩んでる?」
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「桜がきれいだなぁ~♪」
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<4月6日の受診前に寄った野津田公園の桜(この日はまだ3分咲きくらいでした)>
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「満開になったら、また来ようねっ!」
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♪♪パパと一緒にハッピーバースデー♪♪ [イベント]

いやぁ~今日は凄まじい“嵐”でした。9時過ぎにやっと風もしずまり、今は月が雲間に顔を覗かせているオーギュス地方です。明日からしばらくはお天気が続くそうですから、桜の開花も進むことでしょう。お花見散歩、いつにしようかなぁ~(*^_^*)

昨日の夕方の嘔吐騒ぎで今朝も絶食だったオードリーですが、薬も休んだからか、今日はスッキリした様子で[グッド(上向き矢印)]顔付きも晴々とした感じ。天気が荒れる前に、ラウルス&ママさん&お姉ちゃんと一緒の町内散歩を満喫しました。

朝ご飯前に大学病院の先生が電話を下さったので、夜間の嘔吐はなく、胃の不快感もなくなったようだと報告したところ、新たに処方された免疫抑制剤(プログラフ)の副作用で間違いないだろうから、服用中止にしましょうということになりました。

これで消化器系の不調はかなり改善されるはずですが、となると、溶血を止める最後の頼みとするつもりだった薬を切ったわけで、この先どうなるのでしょうか?

ここで悩んでてもしょうがないから、金曜の受診日までは、胃袋をゆっくり休ませながら、消化のよさそうな、そして美味しそうなものを食べて元気になろうね!

爆走できなくなった現在、食べる楽しみまでなくなったら、生きてる意味ないもんねっ!!

      ******

というわけで、胃腸の状態が下降気味というのは分かっていたけれど、先週末、パパの帰宅に合わせて、バースデーケーキを囲んで、今年2度目の(?!)オードリーの誕生祝をしました。

昼間、輸血でPCVが上がった隙にと、ひと月ぶりにオードリーの消毒(?)シャンプーをしたり、前日ギュスの訓練に行ったりで、少々お疲れだったオーママ、ここは手抜きをさせてもらって、シフォンケーキをベースにしたイチゴのデコレーションケーキを作りました。

<台所でデコレーション中のケーキを待つオードリー>
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<オイラも必ずもらえると信じて余裕で待ってるギュスターヴ>
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「ろうそく9本立てるのも大変でしょ?」とハンナちゃんママさんからいただいた、“9”のローソクに灯を点し・・・

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[るんるん]Happy Birthday to you[るんるん]
[るんるん]Happy Birthday to you[るんるん]
[ぴかぴか(新しい)]Happy Birthday Dear Audrey[ぴかぴか(新しい)][揺れるハート]
[るんるん]Happy Birthday to you![るんるん]

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お腹によくないのは分かっていたから、イチゴとブルーベリーはミキサーでガー、ケーキ本体も潰してからあげようかとも思ったんだけど、パクっといきたいよね。もう、考えるの止めよう!(結果、嘔吐騒動の引き金になったかもしれないけどねぇ~(-_=;)

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はい、アッという間というか、アッと言ってる間もなく、一瞬で胃袋に収まったのでした。(ギュスはゆっくり味わってましたが...^^;)

で、パパ&ママも、翌日が結婚記念日ということで、ご相伴に預かったのですが・・・

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上前を撥ねられたのは言うまでもありません。(:_;)

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「ウワマエヲハネル?人聞きの悪い。だいたい、アタシのバースデーですから~(ー_ー)!!」
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オードリーの貧血 : 三度目の輸血 [病気]

今年は、昨日4月1日が日曜だったため、本日が新年度のスタートですね。といっても我が家、学生がいるわけでもなく、特に改まることもないのですけど。^^;

いつものように朝が来て、散歩に行き、ギュスのスキンケアが済んだら夕食の支度、と平穏に1日が暮れるはずでしたが、夕方4時前から2時間ほど、オードリーが断続的に嘔吐、一騒動でした~(>_<)

絶食・絶水で様子見、現在は落ち着いて居ります。多分、前回(3月27日)受診の際に変更になった免疫抑制剤による副作用だと思われます。

というわけで、3月27日の大学病院受診の記録をアップします。

      ******

3月16日の検査で、PCV21.4%、Hgb7.1g/dlと、輸血目前の数値だったため、この日は特に懸念されるリスク・ファクターがない限り輸血だろうということで、予約した午前11時ちょうどに受付を済ませました。

すぐに予備問診に呼ばれました。

見た目、低調な日々であること、薬で胃粘膜にダメージが出ているのか、しょっちゅうゲップが出て今にも戻しそうなこと、23日の晩から24日にかけて呼吸が速くなったこと、などを報告。

オードリーは採血に向かいました。

10分ほどで戻ってきましたが、そこから12時半くらいまで待ち、主治医の先生に呼ばれました。

「実は今日から病院がお休みでして(どおりで空いてると思った!)、機器類のメンテナンス中なんですよ。ですのでいつもと違う機器で測定しているので多少誤差がありますが、それにしても、PCV(Hct)が17.5%、ヘモグロビンも6.2g/dlまで落ちてしまっているので、とにかく輸血をしなくては・・・」ということで、その場でオードリーは研修医の先生に連れて行かれてしまいました。

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「う~ん、レフルノミド(アラバ)は効いていないようですね。3月16日に調べた抗体測定の結果なんですけど、ここへきて抗体(IgM・IgG)ではなく補体(=C3)が陽性になっているんですよ。補体を抑えられる薬ってあまりないんですよね。で、アラバは中止して、タクロリムス(プログラフ)に変えてみたいのですが・・・」

「アラバって、人では、一般的には効き目が現れるのに2~4週間といわれていますけど・・・」

「犬の場合は、効くケースではもっと早く反応するんですよ。それに、プログラフは多少なりとも補体を抑える効果があるとの報告もあるにはあるので変更しましょう。ただし免疫抑制が強くかかり過ぎることもあるので、セルセプトは増量前の量(1日1カプセル=250mg)に戻します」

「補体の活性阻害薬もありますよね?」

「あるにはありますが(オードリーサイズで)1回あたり50万円くらいと高価だし、たぶん動物には使えない(薬事法的に?)と思います。後は、免疫グロブリンは補体にも効くので、最後の最後、血栓のリスク覚悟でもう1回使うか・・・」

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そんなやりとりをしてから、輸血の終わる5時以降に電話連絡をもらうことにして、ひとまず帰宅しました。

同伴していたギュスをしまっても、オードリーを迎えに行くときはまた同伴?

そしたらまたまた収納作業かいな??

どうしたもんか悩んだ挙句、デッキに放置。4時過ぎから夕方の散歩へ。出すもの出し切っていただいて、留守番させることにしました。

帰宅して収納していたら先生から連絡があって、6時頃終わるというので、6時半に迎えに行くことにしました。

一日中連れまわされ、帰宅後もしばらくデッキに放置され、さらに散歩して、すっかり出来上がったギュスターヴ、「オードリー迎えに行くから留守番ね!」と声をかけたら、文句もたれずにバリケンに引っ込みました。

道が混んでいて6時半をちょっとまわってしまいましたが、インターホンで呼び出すと、すぐに研修医の先生が出てきて玄関を開けてくれました。まもなく主治医の先生も出てきて、昼の続きの話をしていたらオードリーが戻ってきました。

水を得た魚のようにピッチピチに元気になっていましたが・・・

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問題はこれから先の治療方針です。

4月5日までは病院が休みだし、当面、輸血で持ち直すだろうから、とにかく溶血を止められるかどうか、プログラフにかけましょうということで、10日分の薬をもらって帰宅しました。

次回は、4月6日。

輸血後の検査では、PCVが17.5%から28.1%に、ヘモグロビンも6.2g/dlから9.1g/dlに上がっていましたので、溶血が一気に進むようなことがなければ2週間くらいは維持できるはずですが・・・

あ、網状赤血球数だけは、引き続き増え続けているようです。前回1.02%(=31,314個)から、1.6%(=38,400個)に! 6万個まで頑張れるかなぁ。。

      ******

“治験薬”の効果なのか、網状赤血球が少しずつではありますけど増え続けています。骨髄(造血機能)が復活の兆しを見せ始めているとも取れるような数値らしいのですが、今度は、溶血の元凶が抗体から補体に変わっているようで、溶血を止める手立てがありません。

しかも冒頭で書いたように、今回投入した免疫抑制剤の副作用と思われる消化器症状で、胃腸の具合が崩れ始めていますし、また、免疫抑制が相当強くかかるということで、感染症への警戒を更に高めなければなりません。

お腹の都合で、強い抗生剤を使えないということで、先生、“ウィルス・ブロッカー”なるモノをくれました。「24時間着用して!」と仰るけど、目の届かないところでは使いたくないし、ヒマしてると気にして噛み壊さないとも限らないし、お散歩のときだけ使っていますけど、効果あるのかしら??

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なんだかねぇ~またまたアレコレ考えてしまいます。

人間の場合、再生不良性の血液疾患では、不応性(=薬に反応しない、薬が効かない!)の患者は輸血を繰り返しながら新たな治療法や新薬が開発されるのを待ち続けるわけですが、犬の場合はどうなのでしょう。

可能な限り輸血で延命しながら、回復するのを待ち続けてよいものなのでしょうか?

オードリーは、たまたま輸血を受けられる状況にあります。が、この輸血、手術などと違って、確実に回復の見込める処置ではありません。現状では、延命に等しいと思うのです。

もちろん、造血機能に回復の兆しが出てきているのだから、輸血無しで最低限のPCVレベルを維持できるところまでは輸血に頼ってもいいのかもしれません。

しかし、免疫抑制剤による身体への負担が増えてくると、せっかく軌道に乗りかけている“治験薬”の効き目が阻害されることだってあるかもしれません。

なにより、運動もできない、散歩もまともにはできない、そして、唯一の楽しみとなりつつある食事までも、上手く摂れなくなるかもしれない。そんな状態で、ただでさえ効きの悪い薬を更に強めて、どうしようというのでしょうか?

そろそろ治療の中止も考える時期に来ているのかな、なんて。

ハァ~またもや堂々巡り。

<輸血のために6時間くらい繋がれていたせいで、お疲れだったかな?>
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<無事に留守番クリア、オードリーが帰宅したので安心したかな?>
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