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オードリーの貧血 : 輸血から3週間 [病気]

昨日はまたまた夏日が戻ってきたオーギュス地方ですが、夜になって気温が下がり、今日は木枯らし1号が吹きました。

お陰でギュスがさぞかし元気になるかと思いきや、昨日からお腹の具合が・・・

寒暖の差が激しいのがこたえるのか、それとも、オードリーの大学病院受診のたびにお留守番(たってハンナちゃんちで至れり尽くせりなんですけどね!)がこたえるのか、軟弱なお坊ちゃまでございます。

そしてそして~今日は、オードリーにもちょっとした異変が。

“びっくりしたな~もぉ~”の一日でしたので、まずはそちらから。

      ******

今朝起き抜けにオードリーの顔を見たら、な~んかいつもと違うんです。なんだろう?ってしばらく見ていたら、左右の目の大きさが違うんです。といっても、朝の時点では、言われてみれば右目がちょっと小さいかも・・・くらいでした。

で、目の下に目ヤニのかけらが一つ着いていたので指で払ったのですが、その時、目の下が少し膨らんでるようにも感じました。で、そっと撫でるくらいの圧力で触ってみたら、涙(たぶん...)が鼻の側から一筋流れました。

オードリーは特に気にしている様子もなかったので、そのままご飯を食べ、デザート(柿のすりおろし)を食べ、食休みをし、日課のグランド散歩に車で出かけたのが10時頃。

オーギュス交代で軽くグランドを周回し、オードリーを休ませ、ギュスと10分ほど1セット目の練習。オードリーと交代しようと繋いでいたところへいってビックリ!

オードリーの右目が半分くらいしか開いていないのです。下瞼(?)が腫れあがって、お岩さんの逆バージョンという感じで、開いているんだけれど下半分は瞼が押し上げられてる状態といったら分かるかな・・・カメラ持ってなくて画像がないのです。

こりゃ~何か起きてる!と、急いでかかりつけの獣医さんに携帯から電話して事の次第を話すと、昼休みにかかっても診てくれるというので、散歩(練習?)を切り上げ大急ぎで世田谷に向かいました。

ところが、病院に着くころには“逆お岩さん状態”ほどの腫れは収まって、右目の下が腫れぼったいかな・・・くらいになっていました。

それでも、待合室で待っているときに診察室から顔を出した先生が、遠目にも、「あ、右目の下ね。腫れてるねぇ~」と言ったくらいなので、まだ結構腫れていたようです。(一番酷い状態を見ちゃってるので、腫れが引いてる~と感じたのかも...)

15分くらいで午前中の最後の患者さんが終わって呼ばれました。

ママが補ていして、先生が灯りを当てながら見てくださったのですが、いわゆる結膜炎のような充血は一切なく、ただ目の下(隈ができる部分!)が腫れているのです。

歯茎に問題があるときにも、その辺りが腫れることがあるそうですが、チェックしてみてもそっちは特に問題なく、そもそも触っても眼の中を覗いてもオードリーは嫌がる(痛がる?)風ではありませんし、痒そうにもしていません。

念のため、角膜に傷がないかチェックするために染色してみることになりましたが、これまた異常なし。

う~ん、なんらかのアレルギーなのかな・・・

でも、貧血の方で特に処方が変わったわけではないし、“免疫介在性”ということから、ここのところアレルゲンとなりそうな食材や、今までトライしたことのない食材など、“引き金”になりそうな物は避けているし、昨日から今日にかけて、怪しげな(?!)場所に突っ込んでいったわけでもなく、激しく反応するような要因は思い当たりません。

先生は、「今のオードリーは、免疫細胞が暴走中ということで、なんらかのアレルギー反応という線も捨て切れないけど、それよりは免疫抑制剤で免疫落ちて感染しやすくなっているから、何かの感染症かもしれないよ」ということで、現在の治療プロトコルに影響しないように、最小限の抗生物質のみのシンプルな目薬をさして様子をみようということになりました。

で、オードリーとママが診察室に居る間中、例のごとくキャイ~ンキャイ~ンと悲鳴をあげていたギュスも、ついでに持参した便と一緒に(!)診ていただきまして、こちらは、触診・聴診では変わった様子もないことだし、少々粘液便だったので整腸剤を頂いて終了。(^_^;)

帰宅したころには、朝イチで「何か違うんだけど・・・」と感じたときぐらいの状態まで戻っていました。

念のため麻布の先生とも連絡をとると、今日の処置は良かったと思うので、症状が収まっていることだし、経口薬・注射ともに通常どおりで構わないと指示され、夕飯時に飲み薬、食後に注射を打ちましたが、その後、特に変化はなく、一段落かな??

そんなこんなで、病気と関係あるかないか不明ながら、“あ~驚いた&すっごく疲れた”一日でした。(オマケに今日は、掃除機も壊れたんだった...=_=;)

      ******

さて、ここからが“お題”にある、昨日の受診結果です。

先週、輸血から2週目を再輸血無しでクリアし、暗黙のうちに、主治医の先生も、ママも、今週はひょっとしたら造血に転じているのではないかと内心期待していたのですが・・・

最初は、いつものように研修医の先生の問診からです。

かれこれ1ヶ月以上の通院で、毎回変わる研修医の先生も2巡目に入り、顔馴染みです。「オーちゃん、今日は一段と元気そうですね!歯茎も白くなくなってますよ。今日はいい結果がでるかな~♪」なんて話をしながらオードリーは検査エリアへ。

血液採取と前回発覚した高血圧が気になるとのことで血圧チェックをしました。

すぐに戻ってきたオードリーと30分くらい待ったでしょうか、研修医の方がやってきて、「今日は輸血はありませんので、先生がお呼びするまでしばらくお待ち下さいね」といって去っていきました。

輸血がないっていうことは、結果は悪くなかったんだ~♪ なんてホッとしながら更に1時間近く待ち、やっと主治医の先生に呼ばれました。

診察室に入ると、先生の表情が先週にくらべてちょっと暗かったので、ありゃりゃ~芳しくなかったんだ、とすぐに分かりました。

結果シートを渡して下さりながら、「う~ん、20%切っちゃいましたね。でも、貧血に強い(?)オードリーなので、今日は輸血見送ります」とのこと。

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貧血に強いって・・・要するに低酸素状態に順応しちゃってるだけなんですよね。(/_;)

続けて先生、「今週は上向くと思ったんですけどね。ま、そんな簡単な病気じゃないですから・・・ステロイドを減薬した影響もあるかもしれないなぁ~(ママの不安が当たってしまった?)でも、PCVの低下はかなり緩やかになっているし、T-Billが0.09 mg/dlまで下がっていることや、肝酵素がずい分落ち着いてきているので、肝臓での溶血が止まってきているんじゃないかな。ただ気になることが一つ。脾臓や肝臓での溶血の止まる兆しがみえる一方で、今回はじめて『溶血』という項目が陽性になってしまいました。これは血管内で溶血が起きているサインなんですが、まぁ+(が1個)だし、障害のある血球が多いから、たまたまひっかかったのかもしれないので、ここはあまり落胆せずに引き続き頑張りましょう!」と励まされました。

確かに、この1週間で低下したPCVは1.4%ですから、1日1%ほども低下していた9月と比べたら、ずい分ペースが落ちているわけで、そんなに悲観的になる必要はないんですけど、「上昇するかも」という期待があった分、やっぱり落ち込んでしまいました。

当然ながら、ステロイドの更なる減薬は保留となりました。PCVが、輸血後2週間は1日あたり0.3%で低下していたのが、ステロイドを減薬したにもかかわらず、この1週間は1日あたり0.2%の低下という数値、これがステロイドについて何を意味しているのかは、もう少し様子を見ないと分かりませんね。

とにかく、多飲多尿はまだまだ続くわけです。

オードリーは、水でも、ご飯でも、オモチャでも、ギュスが鼻を寄せてくるとすぐに譲ってしまうのが常でしたが、ステロイド効果(?)で、最近は譲らないどころか、ギュスが飲もうとするのを押しのけるようにして先に口をつけてます。

でもって、ジャージャー大量に出ていくわけで・・・ママの寝不足は当分解消しそうにありません。

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診察室から出て会計を待っていたら、担当だった研修医の先生がやってきて、「貧血に強いオーちゃんだから、大丈夫!今日まで輸血1回で頑張ってるなんて、凄いことですよ。褒めてあげてくださいね~♪」って、またまた励まされました。(輸血に強いねぇ~イインダカワルインダカ。。)

ただし、オードリーのうひょうひょペースに任せてあまり“乗せ過ぎ”ないように、それから、感染症にはくれぐれも気を付けてくださいね~とも付け足されたのでありました。(-_-;

<蛇足>
今日の目の腫れ、感染症だとしたら、感染源は昨日の病院じゃないかと、フト思ってしまったママでした。だって他に思いつかないんだもん!

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最後は、病院の翌日は、やっぱりお疲れなのか、朝食後、さっそくお休みになるオーギュスをペッタン。しかし、なにゆえに、ギュス、日向??

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ススキの丘@野津田公園 [お散歩]

天気は回復したけれど、今日はちょっと蒸し暑かったオーギュス地方です。

そのせいか、昨日、オードリーが元気だと書いたばかりですが、今日は浅くて速い息遣いで、ほとんど終日寝ていました。

陽気のせいだけかな?ステロイド減らしたから、また溶血が進んでるんじゃないかな?なんて、ちょっぴり気を揉んでしまった一日でした。

ま、考えても仕方ないから、火曜日の検査まではいつもどおりの日常です!

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さて、このところのオーギュスのお散歩は、たいてい車でグランドにいって1時間ほど過ごしています。

グランドまで最短の車道だと1キロジャスト、ものの3分とかからない距離です。でも、今まではふら~りふら~り町内パトロール(?)しながら1.5キロくらいのコースを徒歩で通っていました。

それというのも、オーママ、車でパッと行って、さっとトレーニング始めるのがイマイチ苦手でして、グランドまでの20分ほどのウォーキング・タイムに犬たちの状態を見極めて、その日の練習メニューを考えながら、徐々に練習モードに切り替えていきます。

また、犬たちも、車から下ろされて、「さぁ練習するよ~」って言われても、なかなか気持ちが集中しないというか・・・でも今は徒歩では行けないので、練習モードに入る前に“儀式”のようなことをします。

一番大回りで1週すると400m近くあるこのグランドをフラフラ歩き回って、まずはクンクン好きなだけ匂いをかいでもらい、気が済んだところで練習を始めることにしています。

で、このところはギュスターヴをメインに練習しているのですが、控え目に2~300m歩いただけで繋がれて待っているオードリーはというと、ギュスにコマンドを出すたびに、座ったり、立ったり、伏せたり、シンクロして、「アタシもやるからね!」っとアピールしまくります。

なので50mくらい離れた場所で練習していると、今度は仁王立ちになって、ず~~~っとギュス&ママを凝視しています。時々ピヨピヨ文句も垂れます。(休止のコマンド出してなかったっけ?ーー;)

そこで、ギュスと15分くらい練習したら、オードリーと5分くらい練習の真似事をすることにしました。

長い脚側や、招呼など、負担の大きい課目はパスして、オビⅢの行進中の作業を模して、20歩ほど脚側したら伏せ、ママが80歩ほどでスクエアを周回してきたら、また20歩ほど歩いて座れ、次は立止、最後は指示無し停座で終わります。

一通り流すと3分くらいでしょうか。

ところが、この間のオードリーの集中が凄いんです!

これまでは、いつも自分が一番で、少しギュスにママを貸してやってるという感じだったのが、逆転してるからでしょうか、自分の番になると、そりゃ~嬉しそうにアイコンタクト、ママがたじろぐほどの集中です。

あ~構われるのがこんなにも嬉しいんだ、一緒に何かするのがこんなにも楽しいんだ、って改めて感じる瞬間です。積み重ねた時間の重みのようなものをひしひしと感じずにはいられません。そして、ギュスターヴとも、いつかそんな時間を共有できるようになりたいな、とも強く願うのであります。

オーギュスかわるがわるの練習を3セットほどして、最後は、またグランドを軽く一回りしてから帰宅します。だって、以前は、練習が終わってから本格的なお散歩タイムということで、その日の都合で1時間~1時間半くらい歩いて家に戻るのが常でしたから。

ギュスは、車で往復する1時間ほどのグランド散歩でもそこそこ満足しているのですが、オードリーは気持ち的には物足りないみたいです。

そこで、先週の金曜は、野津田公園の二つのエリアを梯子してきました。

まずは、最近の定番コース、西口駐車場から展望広場往復。

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広場で給水休憩したり、ギュスと軽くオビ練したり、時には養護学校の子供たちのお相手をしたりで、距離は大したことありませんが小1時間のお散歩です。

<展望広場にて>
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ところがこの日は幼稚園の遠足だかで広場が賑わっていたためゆっくりできず、早々に退散。

ちょっと物足りない様子だったので、帰路、脇に逸れて、上の原エリアのススキを見に寄りました。

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病気になる前は、こっちの駐車場に車を停めて、林の中を散策しながら、途中広場でボール遊びして、競技場エリアを抜けて小野路屋敷からバラ園の脇を通って展望広場に登り、競技場をぐるっと回って、また林の散策路を抜け、このススキの丘に登り、車に戻るという2時間弱のお散歩だったのですが・・・またそんなお散歩に戻れるといいな。

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今年は、ススキの中にやたらとセイタカアワダチソウが繁茂していて、みんなでくしゃみをしながら歩いたのでした。

<ママの好きなスポットにて>
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車で移動したとはいえ、二つのエリアで合計50分くらい歩いたため、最後はオードリー、ちょっとやつれた顔になっていました。反省。

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疲労回復には旬の素材よね、ということで、夜はサンマ!

下ごしらえ中のママを監督中のギュス。

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なかなか出てこないものだから、夕飯の時に飛び散ったフードの破片を漁るオードリー。

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最後は、近頃“秒殺完食犬”や“おねだり犬”として復活を遂げたオードリーをペッタン。

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オードリーの貧血 : 輸血から2週間目の検査 [病気]

お陰様で、オードリー、輸血を機にプチ・復活というか、まずまず元気に過ごして居りまして、この1週間は毎日お散歩に出かけ、木曜日にはギュスターヴの訓練に同伴、1時間ほど車待機の後、ちょこっとフィールドに入って先生たちにご挨拶してきました。

8月に長野の訓練施設で会って以来、9月は調子が悪い報告ばかりだったので、痩せさらばえてはいるものの、勝手にボールを見つけてきては得意そうに見せびらかすオードリーの姿に、O先生も、「元気そうですね~^^♪」と喜んで下さいました。

病気が発覚してからというもの毎週末帰宅していたオーパパ、オードリーの状態が落ち着いているため、今週は久しぶりに休日出勤しているようで帰って来ていません。なので、雨ということもあって(午後は止み間もあったけど...^^;)、オーギュスともども一歩も外へ出ず、まったり(ぐ~たら?)過ごした一日でした。

その割には、朝から結構用事に追われ、こんな時刻にブログの更新していますが・・・

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だいぶ時間が経ってしまいましたげれど、18日の火曜日、輸血から2週間目の検査のために麻布大学病院を受診しました。輸血から二日目のお話では、結果次第だけど、恐らく18日に2回目の輸血になるだろうということでした。

この日は、オーママ自身も病院だったため、朝9時にオードリー(絶食!)を麻布に預け、ギュスをハンナちゃんママにお願いして、予約時間ギリギリにクリニックに滑り込みました。すご~く混んでいた割には2時間ほどで薬局まで終了。

オードリーの夕飯用にフードをふやかしておこうと、ちょこっと家により、朝忘れてしまった使用済みの注射器(医療廃棄物!)を持って、再び麻布に向かいました。

先生から話を聞くのは4時の予約でしたが、検査&輸血が終わっていれば、少しでも早くオードリーを引き取りたくて、3時前に到着。すぐに研修医の方がオードリーを連れて来てくださいました。

これまでは、検査でスタッフに渡すと、ちょっと振り向きながらも素直に連れられていっていたオードリーですが、この日は、問診が済んで研修医の方にリードを渡して部屋を出ようとしたら大吠えされたので、ママ、ずっと気が気ではなかったのです。

が、研修医の方によると、検査後、お願いしてあったフード(前もってふやかして下さいました)を与え、5時間ほどの間に3回排泄と飲水の面倒を見てくださったそうです。

一昔前の大学病院といったら、お役所感覚で物事を処理するという印象でしたが、最近は様変わりしているようです。初診以来、一度も嫌な思いをしたことはないし、受付のスタッフに至っては、老舗百貨店なみの丁寧な応接ぶりですし、先生や研修医の方たちの犬への接し方にも、優しい眼差しが感じられます。

さてさて、話が逸れましたが、研修医の方によれば、この日、輸血は行わなかったとのことで、詳しいことは後ほど主治医の先生からお話がありますからと、もっぱら、預かられていた間のオードリーの様子などを話してくださいました。

で、オードリー嬢はというと、当然のように食べ、トイレに行き、後は「ちょっと散歩する?」という誘いを断って、さっさと布団に戻って寝ていたとか。研修医の方、「オーちゃん、私じゃダメみたいですよ~(T_T)」なんて凹んでました。たぶん、朝、車にギュスも積んでいたので、自分だけ置いてきぼりにされたのが気に入らなかったのでしょう。(=_=)

待合で隣り合った甲斐犬の飼い主さん(同じ先生の担当で、血小板の減少する病気で脾摘を勧められて迷っているとのことでした)とお話しながら、3~40分待ったところで呼ばれました。

輸血をしなかったということから、結果はそれほど悪くないと思っていたのですが、予想外の好成績でした。

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先生も、「オードリー、予想を遥かに超えた頑張りですね~ここまでいけるとは思っていませんでした。2週間ですから、赤血球数(287万)やPCV(20.3%)、ヘモグロビン(6.6%)はもちろん減ってきているのですが、輸血だけでここまではもちませんから、自分で血を造っていると思われます」と、明るい表情でした。

網状赤血球数も輸血二日目と同じ程度の5万個強を保っているし、TBilが標準値の範囲まで(0.26mg/dl)下がってきました!

また、ステロイドの大量服用を始めて6週間が経過していることから、ママ、血液の状態のチェックだけではなく、肝臓・腎臓の検査、脾臓・肝臓の腫脹、肺炎の兆候はないか、などのチェックもお願いしていたのですが、AST・ALTは前回より下がってきているし、エコーによると、脾臓は初診の時点よりかなり小さくなっているとのことでした。

胸部・腹部X線も行っていて、肺もきれいでした。

ただし、肝臓はかなり大きくなっていて、エコーにより、中央静脈が太くなっている(血圧が高く=150なってるせいだとか...)こと、胆道壁も厚くなっていることなど、明らかにステロイドの副作用で負担がかかっていることも分かりました。

そこで、これまで1日40mg服用していたプレドニゾロンを、試しに30mg(25%減)にして様子を見ることにして、それ以外の処方はこれまでどおり、注射も1日おきに続けて、1週間後に再度検査をすることになりました。

また、その時点で、造血のスイッチが入ったかどうか、もう少しハッキリするだろうとのことでした。

というわけで、骨髄繊維症(=造血)の方は少し希望がでてきたような・・・

でも、溶血の方は相変わらずなので、次回のPCVの数値によっては、やはり輸血になるかもしれませんが、この先もオードリーの頑張りが続くことを信じて、ママも頑張っていきます。

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それにしても、10月に入ってからのオードリーは、見た目にも9月とは大違いです。

今だから書きますが、9月の中頃は、正直、「もうダメかも・・・」って思っていたのでした。

陽気が秋めいて過ごしやすくなっているのも追い風なのだと思いますが、このところのオードリーは本当に元気(?)です。

もとより食い意地の張っているオードリーですが、薬のせいで激痩せ&食欲亢進していることもあり、とにかく、袋や戸棚、冷蔵庫の開く気配にすっ飛んできては、あわよくばおこぼれに預かろうとして、家の中をチョコマカ動き回っています。(これでなくっちゃ?!)

また、山から戻って以来、自発的には一度も上がらなかった二階へ、はじめて昨日、朝食後に一人で上がって行き、寝室の布団で二度寝していたり、昨日今日と、寝起きの“ヘソ天すりごろ”が復活しています。舌や歯茎も、ほんのりですがピンク色のことが多くなりました。

<ギュスのベロと赤みを比べてみたら・・・まぁまぁ?>
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そんな“普通の日常”の様子は、明日にでも、またアップしようと思います。!(^^)!

「アタシ、頑張ってま~す!」
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ギュスのお受験 [レッスン]

トレチャン登録に必要だったCDⅡの試験、昨日、オードリー&パパに留守番してもらって、ついに受けてきました!

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金曜の夜から天気が荒れた[雨][台風]オーギュス地方、雨の受験となるのは必至という状況でしたが、出かける時刻が近づいてきたら雨が止みました。(ママ用の雨具に長靴、濡れたときのためにギュス用のバスタオルなどなど、車には完全装備を積み込んでありました!)

予報ではいったん上がってもまた降りだすといっていたので、止んでるうちにと少し早かったけど家を出ました。

いつどこで受けるか二転三転したものの、結局スクールで実施される試験を受けることになったので、ODTSの訓練場が会場となり、まだそんなに慣れてはいないけど、まぁ、競技会場よりは緊張しないだろうと思っていたら、甘かった!

到着すると、いつもなら若い先生たちが担当の犬と練習したり、預託訓練のワンちゃんたちが走り回っているフィールドに人影(犬影?)はなく、地面にはコの字型にラインが敷設され、真ん中にど~んと飛越用の障害が設置されていて、普段とは様子がちがっていたからか、ギュス、とってもおかしな精神状態になってしまいました。

とりあえず排泄かたがた一回りしてから、O先生が「軽くウォーミングアップして!」と仰るので、スタート地点で基本姿勢を取ろうとしたものの、ギュスったら、ち~っとも気持ちが定まらず、呼んでも聞こえないんだか、キョロキョロするばかり。やっと目が合ったので、イイコイイコしてオヤツなどあげてみたら、なかなか口に入れず、入れたと思ったらペッと吐き出しちゃうし・・・

こういう場合、「なんでだろ~?」と考え出すとドツボにはまるので、ギュスが何を気にしていようと知ったこっちゃないというスタンスで、一通り練習することにしました。

で、「ヒール!」のコマンドで歩き出したけど、気持ちはち~っとも作業に集中していなくて、脚側行進には程遠い歩きっぷり。行進中の課目もたまたま当たった?みたいな状態だし、遠隔は1回目は2声符。(>_<)

そりゃ~オードリーが病気と分かって以来、ほとんど練習らしい練習はできなかったけど、付け焼刃(?!)で、先週は火曜から金曜まで毎日オードリー同伴で車でグランドに出かけ、流す程度ながら受験科目のおさらいはしていたのです。

<ギュスよりも練習する気満々のオードリー!>
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それに、3週間前に訓練を見てもらったときも、そんなに崩れてはいなかったし、前日の練習はだいぶ調子も上がっていたのに、一体どうしちゃったのかねぇ~?はい、今さら考えても仕方ありません。ギュスが変なら、ママがフツーでいるしかありません。

とは言え・・・

この日受験するのは、ギュスの他に、ワイマラナー、ゴールデンレトリーバー2頭、ラブラドールレトリーバー2頭の計6頭。

で、ギュス&ママ以外は、みんなハンドラーは担当の訓練士さん。リンク前に張られたテントの中では、それぞれの犬の飼い主さんファミリーがにこやかに談笑しながらカメラやビデオを構えていました。

ひょえ~なんだか緊張するなぁ~と思っていたら、「じゃ、ギュスからやりましょうか!」って、トップバッターになりました。おまけに、「オーナーハンドラーさんです!」なんて紹介されて、ますます緊張。(*_*; 

JKCの公認審査員のNさんに申告をして、スタート位置についたものの、O先生がスチュワード(?)としてリンクに入って、一つ一つの指示を出されます。これまた、なんか緊張しました~(*_*);;

ギュス、ものすご~く注意散漫でギャラリーの陣取るテントの方を気にしてて、なかなか視線が合いません。やっと気持ちがママに向いたその一瞬を捕まえて「ヒール!」っと声をかけ、試験がスタートしました。

紐付き脚側:はい、ほぼお散歩状態でした。顔はよそ向いてるし、時々遅れてるし・・・
紐無し脚側:紐付きよりはマシだったかも。でも復路の速歩が速歩になってなかった??
招呼:ま、こんなもんでしょ。正面停座はきちんと決まったけど、走り出しの勢いが・・・
その場の伏臥:これも、ま、こんなもんでしょ。姿勢は決まってるけど、伏せるのが遅~い。
その場の立止:決まったと思ったら、左前足が一歩出た。
行進中の伏臥:キレイな姿勢で伏せてたし反応も悪くなかったけど、もぞもぞと伏せた。
行進中の停座:「Sit!」といったら立っていた。ここは2声符で座らせた。大減点。
行進中の立止:これはキレイに決まった。
遠隔の停座~立止:決まったと思ったら、やっぱり左足が一歩動いた。練習では決まったのに。orz
据座:最初から最後までしっかりママを見ていてOK。満点!

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というわけで、冷や冷やものだったけれど、競技会よりは採点が甘いのか、95.2点(CDⅠは48点とかいってたような...)で合格でした。ヤレヤレ。蒸し暑かったものの、雨に降られなくて助かりました。

      ******

そして、オーママ、JKCのシステムがよく分かっていなかったんだけれど、CDⅡを受けるとCDⅠも受けたことになって、2種目分の受験料&登録料が要るんだとか・・・なんだかキツネにつままれたような気分でしたよ。

しかしながら、これでようやくトレチャンの申請に漕ぎ着けた~と喜んだのも束の間、試験終了後、申請書類を先生に渡そうとしたら、ぎょえ~ポイントカード持っていくのを忘れていたのでした。またまた申請が延びてしまいました。次回の訓練のときには忘れないようにしないと。(-_-;

オードリーの発病で、一時は危ぶまれたトレチャン登録、どうにか間に合いそうです。たかがJKCのトレチャン、されど・・・ギュス&ママの頑張った記念だもんね。(*^^)v

<高等科を受験してるゴールデンちゃんを見学中>
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<全員無事試験終了。お預かりワンsも加わって、お待ちかねの爆走タイム!>
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<オマケ>
これまたよく分からないんだけれど、申請にはDNA登録っちゅうものも必要で、口腔内の粘液をブラシでこそげて送るのですが、それと一緒に左側面から撮った写真もいるというので、頑張って“ポーズ”してもらいました。ショードッグのようにビシッと格好良くは決まらなかったけど、まぁまぁの立ち姿?でも顔が間抜け面だ~凛々しくないところがギュスターヴらしいかな??(^^;

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オードリーの貧血 : 輸血後の検査 [病気]

この3連休、ピーカンの秋晴れという感じではなかったけれど、日中は雨もなくて、お散歩日和、スポーツ日和のオーギュス地方でした。皆さんは、どんな休日を過ごされたでしょうか?

我が家は、土曜日はまたまたかかりつけさんへ。

日曜はギュス・シャン。(なんと、5週間ぶりでした~!(@_@)!)

最終日は、みんなで野津田公園に出かけたら、競技場からピストルがパンパン、パンパン。オードリー、がたがた震え出す始末。そそくさと退散して、薬師池でほんのちょっとだけお散歩。

「体育の日だもん、競技場はNGよ!最初っから薬師池公園にすればいいものを。。」
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「なんで野津田でお散歩しなかったの?オイラ、どっちでもいいけどさ。。」
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と、パッとしない三日間でしたけど、今日は、ちょっと良いお知らせをアップしようと思います。

もっと早くアップすればいいものを、先週は、お友だちワン― ギュスの兄弟繋がりで知り合ったレオンベルガーのカンタロウくん(5歳)と、オードリーがアジリティの競技会に参戦するきっかけを作ってくれたゴールデンの杏仁ちゃん(6歳)―が相次いでお星様になってしまい、オーママ、力が抜けてしまったのでした。

あまりにも早すぎるお友だちの旅立ち、悲しくて、寂しくて、言葉が出ませんでした。

カンタロウくん、杏仁ちゃん、あなたたちのこと、ずっとずっと忘れないよ!

      ****** 

4日の夜9時に輸血が終わり、5日の朝は舌に赤味が戻り、歯茎や耳の中もほんのりピンクがかって、いくぶんなりとも血の気が戻ったことが嬉しかったのですが、6日の朝になったら、舌はまだ赤かったけど、歯茎や耳はほとんど白くなっていて、「エェ~もう効き目が無くなって来てるの?」なんてがっかりしながら検査のために麻布大学に向かいました。

う~ん思ったほど効果なかったのかな・・・見た目の元気もイマイチだし・・・あまり期待せずに呼ばれるのを待ちました。

この日は主治医の先生の診療日ではなかったのですが、1日おきの注射があるのにかかりつけさんが休診日ということで、わざわざ診察に出てくださいました。それで、注射と一緒に輸血後の血液の状態の検査もすることになっていました。

いつもは最初の問診は研修医なのですが、この日は初めから先生に呼ばれ、簡単に問診&見た目チェックして、オードリーを預けて退室しました。採血だけなのでオードリーはすぐに戻ってきて、結果が出るまで1時間ほど待ちました。

1時半くらいに呼ばれると、先生、ちょっと興奮気味に「今日はいい結果が出ています!」と仰って、検査結果のコピーを渡してくれながら説明を始めました。

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まず、PCVが24.60%、ヘモグロビンも8.10 g/dl まで戻ったことを指摘され、PCVは通常7%くらい戻ればいいところですが、ここまで上がったのは薬が効き始めて溶血が止まってきているのかもしれませんとのことでした。

(ママ、心の中で思わずガッツポーズ!)

次に、赤血球数ですが、こちらも207万だったのが350万にまで上がっています。輸血から丸一日以上経っていることを考慮すると、溶血が止まっていなければこれだけの数を維持することは難しいはずです。またT-Billも前回に続いて下がってきていて(0.57→0.39)、免疫抑制剤が効き始めているのだと思います。

もう一つ言うと、網状赤血球も5万ほどで(前回は3万くらい)、輸血した血液の網状赤血球はすでに成熟しているはずだから、これもオードリーの(造った)血である可能性があります。この状態であれば、ほとんど普通の生活ができるレベルです。

と、ここまでは舞い上がりそうな話が続きました。

しかしながら、ここから先生、「でも輸血の効果が続くのは1週間ほどなので、そこからどれくらい落ち込むか・・・次回の処置(輸血!)まで2週間が限度かな・・・」との仰せ。

前回、オーママ、聞き違いをしていたようです。効果が2週間続いて、そこから様子見て1ヶ月くらいで再輸血と思っていたのですが(例に挙げられた症例はそんな感じだった...)、1週間後にはまたまた赤血球の数が減ってしまうらしいです。

3歩進んで2歩下がる、みたいなペースでもいいから、なんとか後戻りだけはしないで欲しいと思っていたら、先生、ママの心中を察したかのように、「そうそう順調にはいきませんが、長い目で見て!」と仰るのでした。

そして、ここで先生から嬉しい提案がありました。

1日おきの注射を、自宅でオーママが打つことにしてはどうかというのです。これについては前回もチラッと話は出ていたのですが、オードリーの状態が悪かったせいなのか、しばらくは慎重を期して獣医師が注射した方がいいといっていたので、ちょっとびっくりしました。

それで、先生の指導の元、注射の練習をしました。

まず、薬剤の入ったアンプルと注射器の扱い方の説明を受けたました。

それから実際にアンプルを折り取って、注射針をシリンジに装着して薬を吸引する練習をしました。

最後は、生理食塩水を使ってオードリーに注射する練習です。

研修医の方がオードリーを補ていしてくださっていたので、思いのほかすんなりできました。

上手くできれば、1日おきの世田谷または大学病院への通院がなくなるので、色んな面ですご~く助かります。頑張らなくっちゃ。

      ******

というわけで、8日が初めて自宅で注射をする日だったのですが、たまたまギュスの抗ヒスタミンが切れてしまって、かかりつけさんに行くことになったため、どうせだから、とオードリーを同伴して注射していただいちゃいました。

かかりつけの先生は、「見ててあげるからオーママがやってみれば」と仰ったのですが、家とは違って病院では大ハッスル&大興奮のオードリーなので(尻尾振りっぱなし!)、後の患者さんも控えていることだし、ここはササッと先生に打って頂きました。

そして昨日、とうとうママが注射をすることになりました。

やっぱり家だとテンションが違います。ギュスのケージに短目のリードで繋留して、腰の辺りを足でカニばさみして動きを封じ、首筋の皮(?)を引っ張りあげていっきに注射しました。

元々注射などに過剰な反応をすることのないオードリー、特に問題なく終了。なんとかなりそうで、ホッとしたオーママでした。^^;

でも、注射を打つ作業は問題無かったのですが、アンプルからシリンジに薬液を吸い上げる操作が心もとないかも・・・空気が入っちゃうんですよね。抜くと薬液が潮吹きのように飛び出ちゃって・・・それでも小さな気泡が若干残ってしまって躊躇していたら、横で見ていたオーパパが、「静脈注射じゃないんだからそれくらいなら大丈夫だよ」というので思い切って打ってしまいました。

とりあえず何事も起きなかったので大丈夫だったみたいですけど、先生にも「余分に入れておきますから、シリンジの扱いを練習してくださいね」と言われていたのでした。練習しないと。=_=;

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9月4日以来、いったいどれだけ検査をしたことでしょう。

その度に結果は全て下向き。

そして、1ヶ月。や~っと少しだけ光が見えました。

その間、ずっとオードリー&ママを励まし続けてくださった皆さんの祈りが神様に届いたのだと思います。ありがとうございます。

今回、主治医の先生が、見た目のオードリーの状態と検査値の推移から、最善のタイミングを見極めて輸血を決断してくださった結果、思いのほかいい反応が出たのだと思います。

しかし、骨髄繊維症という病気は本当に症例が少なく、一昔前であれば原因不明のまま亡くなってしまっていた類の病です。そして免疫介在性溶血性貧血についても、10年前だったら治らない病気だったわけで、近年は完解まで治療できるようなったとはいえ、再発してしまうことも多々あるそうです。

その両方を抱えているオードリーのケースでは、輸血のタイミング、薬の効き目、そしてオードリーの体力(治癒力?)等々、全てがうまく噛み合った場合でなければ良好な結果を得ることは望めないでしょう。

輸血はそう何度も行えないようですし、副作用を考えると、ステロイドの大量投与や免疫抑制剤の長期服用も難しいみたいですので、 輸血や投薬の限界が来る前にオードリー自身が造血できるようになって回復の兆しが見えないと、やはり厳しいわけです。

ママができることは限られているけれど、オードリーが力を出せるように、できる限りのサポートをして行くつもりです。そんなママにとって、皆さんの応援は、本当に、本当に励みになっています。これからも良いお知らせができるように一生懸命がんばりますので、どうか、引き続き、応援、宜しくお願い致します。m(._.)m

      ******

最後になりましたが・・・ 

ご近所のワン友さんたちがオードリーのために千羽鶴を折ってプレゼントしてくださいました。皆さんのパワーが伝わってきます。どうもありがとう!

「アタシ、元気がでてきたかもぉ~♪」
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いつも可愛がって頂いてるママさんたちの匂いがしたのかな?オードリー、チェックに余念がありませんでしたが、オードリーにも増してご執心なのがギュスターヴでした。(^_-)-☆

「オイラの知ってる匂いがいっぱいしたよ!」
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オードリーの貧血 : 輸血 [病気]

昨日のこと。

1週間ぶりに大学病院で検査を受けることになっていました。

この1週間は見た目まぁまぁの毎日でしたので、ひょっとしたら追加の免疫抑制剤が効いてるかもと、内心、ほんのちょっぴりだけ期待して出かけたのでした。よくなってはいなくても、横ばいを維持しているんじゃないかと。

それに、ずっと減り続けていた体重も、前回受診時に処方された消化酵素に、ワン友さんから教えてもらったふやかしてからミキサー食にしたフード+生卵の黄身やヤギミルクなど高栄養のトッピングが功を奏して、下げ止まっていたし、うん、悪化はないんじゃないかな~なんて。

      ******

いつものように、先ずは研修医の先生の問診。「調子よさそうですね~♪」「お陰様で。。」なんて言葉を交わしながら、このところの様子を細かくお話しました。その後、オードリーは先生と検査エリアに。

昨日は採血だけだったため、待つこと10分くらいで戻ってきました。

ここから主治医の先生の診療までが長いので、結果が出て診療の順番が回ってくる頃に連絡を貰うことにして、いったん自宅に戻りました。1時間くらいで取って返すつもりでしたが、思ったより早く主治医の先生から連絡がありました。

検査結果が出たのですが、思わしくありません。さっき見たとき元気そうだったし、問診の様子からも、いい結果がでると思ったんですけどねぇ。PCVが15.40 %、ヘモグロビンが4.80 g/dlでした。これ以上頑張らせるのは危険ですので、今から輸血に踏み切ります。

輸血!?

ママ、一瞬固まりました。

だって、他の犬の血を入れたら、拒絶反応が起きて、最悪、凝固するかもしれないし、そこまで行かずとも、ますます免疫が過剰反応して抗体の産生に拍車がかかる恐れがあるので、輸血は最後の最後までしないと言われていたのですから。

オードリー、そんなに状態が悪いの?

リスクを押してまで輸血するほど深刻な状況なの?

ひょっとしたら生きて帰って来ないかもしれないというのに(大袈裟かな)、なんだか気が動転して、よく考えもせずに、「はい、すぐにオードリーを連れて行きます!」なんて返事をして電話を切りました。

パパに相談してから決めるべきだったんじゃないの?

どうしよう。。

いつになく頭がまとまらなくて、でも30分後には大学病院に着いていました。

受付で戻った旨伝えると、すぐに先ほどの研修医がやってきてオードリーを連れて行きました。

それから間もなく主治医の先生に呼ばれて、検査結果を見ながら詳しい話を聞きました。

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かかりつけの病院では、赤血球容積比(PCV、またはHct)15%が輸血ラインと言っていましたが、大学病院では20%なのだそうです。それで、たいていは17~8%あたりまでに1回目の輸血をするところを、オードリーの状態からもう少し行けそうなので、その間に溶血が止まればと見守っていたそうな。

しかし、PCVが15%台に、Hgbは5%を下回り、一見元気そうだけど、もう限界ということで、上記のようなリスク覚悟で輸血を実施すことにしたというのです。

この数値でこれだけ動けているというのは、かなり稀なケースらしいです。

前日も、散歩途中に町内のワン友さんちの門前で立ち話になったら、門柱の上に置かれたバッグ目掛けて猛アタック。興奮して吠えまくり(珍しい!)、2本足で立ってジャンプを繰り返して、ワン友さんを心配させたばかりでした!それでも酸欠でどうかなることもなく、家までちゃんと歩いて帰って来れたのに。

9月前半に比べたら、すっかりパンティングもなくなって、目にも力が戻ってきているのに。

でもでも、溶血は止まらず、状況は緩やかに悪化しているわけで、見かけの元気が恨めしいオーママです。

しかし、主治医の先生によれば、検査結果は悪いことばかりではなく、前回上昇し始めていたT-Bill値が若干下がっているので、今度の免疫抑制剤が効いている可能性はあるから、であれば輸血によるリスクも回避できるはずとのことで、けっきょく輸血が始まったのでした。

事後承諾のような格好になってしまったものの、いつもは勤務時間はメールのところ、オーパパに電話して事の次第を報告しました。

それから、まだ病院の供血犬との適合試験をしているというので、ハンナちゃんママにも電話して、ギュスの出動もあるかもということで、病院に連れて来ていただくことにしました。

でも、病院スタッフからは、その後、適合試験の結果や、輸血を始めたとかの話がないまま時間が過ぎて、やがてハンナちゃんママとギュスが到着。

ギュスを引き取って、預かって頂いた上に送り届けてもらったことのお礼をいって、待合室に戻ろうとしたら、ハンナちゃんママ、「一緒に待つよ!」って言ってくださるではありませんか。

お家ではハンナちゃんとイーライくんが待っているのに。ごめんね、ハンちゃん、イーちゃん。

先生の話では7時半くらいには終わるとのことでしたが、その時刻になっても終わった様子はなく、そしたら研修医の先生から、「もう少し時間がかかりそうです。8時半くらいになります」と声がかかりました。

時々、病院で大騒ぎして点滴の針が抜けただの、チューブが千切れただのという犬の話を聞くので、オードリー、何かやらかしたのではと不安になるも、特に問題がおきているわけでは無さそうでした。

そうこうするうち、次回の受診日の相談やら、薬の説明やらで、主治医の先生が待合室にやってきて、ギュスを見て、「あらら~本当に大きいんだね。オーちゃんでもじゅうぶん大きいのに。。(@_@)!」なんてニコニコしながらギュスを撫でてくれました。(ちょっと嬉しかったかも。。)

薬については、ステロイドの大量服用はもう少し続けてから減らす方向に、シクロスポリン(=アトピカ)はあまり効いてるとは思われないので休薬になりました。この薬、免疫細胞のうちT細胞のみにしか抑制効果がないらしく、T細胞・B細胞の両方に働くセルセプトに完全切り替えとなりました。

そして、骨髄繊維症の治療については、当分の間きっちり1日おきに注射を打つということで、今週は火木土、来週は月水金日、基本かかりつけさんに通院、かかりつけが休診の日と検査のある日だけ大学病院という段取りになりました。

話が終わって先生が立ち去り、更に待つこと30分ほど、9時近くになってやっと研修医の先生に連れられてオードリーが戻ってきました。特別元気という感じではなかったけれど、出迎えたギュスが熱烈歓迎したものだから一騒ぎ。

あ~とりあえず無事輸血が済んで良かった。

生きて帰って来れて良かったね、オードリー!(^^)

外のトイレでチッチを済ませ、研修医の先生が異常がないかチェックしてくださって、やっと無罪放免となったのでした。

またまた長~い一日となりました。

結局最後まで付き合ってくださったハンナちゃんママさんに、感謝、感謝のオーママです。

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昨日は、遂に輸血に踏み切ったわけですが、今後の治療計画についての具体的な説明もありました。

通常は1回の輸血で2週間くらい効果が持続するそうで、その後、数値が低下していくようなら再度輸血。ほぼ月1回の頻度で輸血を繰り返しながら、造血機能が再生するのを待つそうです。

かなり難航した症例でも3回の輸血で再生の兆しが見えたそうです。

その時点で輸血を打ち切り、薬の服用のみで自力の造血が始まるのをひたすら待ち、およそ半年くらいでしっかりと造血機能が回復、1年ほどでPCVが標準値に入り、14ヵ月後の現在は41%まで回復しているとか。

というわけで、オードリーもかなり困難なケースではあるけれど、希望をもって気長に取り組みましょうとのことでした。

が、オードリーの場合、やはり溶血を止めるための免疫抑制剤の効きが今ひとつということで、ここ1ヶ月が山場です、とも付け加えられました。

そして、今が正念場です。良くなると信じて、ここは辛くてもしばらく安静を保ってくださいね、と釘をさされてしまいました。

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それにしても、数値の悪さとは裏腹に、先月の弱々しさや苦しさは、何故に改善されたのでしょうか。先生は、単に陽気が犬にとって快適になったからではと仰るのですが。

とりあえず、明日、輸血の効果が出たか、輸血によって免疫系の暴走が活性化していないか、などのチェックのために、またまた大学病院で検査を受けます。(また絶食!>_<)

今度こそ下げ止まって欲しい、と、強く強く、願うオーママです。

      ****** 

今朝のオードリーは、輸血で特に元気になった風ではなかったものの、舌に赤味が戻ってきて、普通の色になっていました。そして、食べっぷりが、久しぶりに、ガッツガッツで、食器まで食べそうな勢いでした。^^;

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でも食事の後は、昨日の病院疲れ(点滴5時間!)か、終日お休みでした。

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もっとお疲れだったのは、この方!

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冷たい雨のオーギュス地方でしたが、いい休養日になったようです。(^^♪

<室温が昼間20度を下回ったのは今季初かも?>
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オードリーの貧血 : 経過、そして診断確定。 [病気]

この1週間のオードリーは、週の前半はまぁまぁ元気、木・金は暑さが戻ったこともあって呼吸が苦しそうで夜はほとんど寝られない状態、土曜の朝オーパパが帰宅したら(?)チャカっと復活、今現在はお疲れ模様でお休み中、全体としては横ばいという状況でしょうか。。

調子のよかった月曜はグランドまで歩き、ギュスとママが練習している間(=30分ほど)休憩して、また家まで歩いて帰りました。

火曜日は、16日以来、11日ぶりとなる麻布大学病院の受診。(詳細は後ほど) そしてギュスは、またもやハンナちゃんママさんのご好意に甘えて、預かっていただいたのでした。

<検査で絶食のオードリーに診察後食べさせようと用意したフードに、ギュス、ロックオン!>
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水曜も元気があったので野津田公園でお散歩。休み休みでしたが、1時間くらいブラブラしてきました。 

木曜も同じく野津田公園に連れて行ってみましたが、この日は歩くのが辛かったようで、芝生の広場と競技場の周りを20分ほどウロウロしたら車に戻ってしまいました。

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金曜は午後かかりつけさんに行ったので、その前に一番近い公園まで往復。15分くらい歩いたらフラフラでした。(この日は暑かった。真夏日目前!)

でも、涼しくなったからか、オーパパが帰宅したからか、土曜の朝は少し元気が戻り、朝5時起きで奈良から帰ってきたパパと軽く町内散歩。夕方からとっても涼しく(肌寒く?)なったお陰で、夜もぐっすりよく寝ていました。

そして、今日、朝イチでまたまたかかりつけさんへ。帰宅後、昼からみんなで野津田公園にでかけたら、パパとギュスを引き連れ元気に先頭を行くオードリーでした。

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さて、ここから本題、オードリーの診断が確定したという話です。

27日の麻布の受診で骨髄穿刺検査の結果判明とともに診断が確定するはずでした。なので、オーママ、この日は、正直すご~くドキドキしながらの受診でした。考えたってしょうがないと思っても、前の晩は色々考えてしまって、ほとんど寝付けませんでした。

この日も、長~い待ち時間のオーママの心中を慮って、ラウルスママさんが出現、オードリーといっしょに大喜びしてしまいました。

10時の予約でしたが、まず研修医の先生からその間の様子について問診があり、血液検査を受け、待つこと3時間弱、午後2時頃、や~っと主治医の先生の診察タイムとなりました。

<待合にて>
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開口一番、「今日お伝えできると思っていた骨髄穿刺の検査結果がまだなんですよ・・・」とのことで、それまでの緊張感がすっ飛んでしまいました。最悪の結果も予想して、それなりに心積もりをして臨んだのに、あ~また先延ばしになるんだと思ったら気持ちが沈んでいきました。

でも、前回16日に行った抗血小板抗体と補体測定ならびに抗赤血球抗体と補体の測定結果が出ていて、1回目のクームス試験ではIgM抗体陽性だったのが、今回はIgG抗体のみ陽性(補体=C3も陰性)ということで、冷式ではなく、温式AIHAであるようでした。(でもステロイドは効いてないけど...)

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また、この日の血液検査結果によると、PCV値が17.10%、ヘモグロビンも5.40g/dl と続落、さらに、T-Bill が0.62に上昇、標準値を超えてきていました。要するに、相変わらず溶血が続いているというわけです。

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この結果から、先生は、骨髄低形成による非再生性の免疫介在性の溶血性貧血であることは間違いないので、骨髄低形成の原因の判明もさることながら、とにかく、免疫を抑制して赤血球の破壊を止めないとどうにもならにということで、ステロイド、シクロスポリンに加えて、さらなる免疫抑制剤、ミコフェノール酸モフィチル(=セルセプト250、1日1錠)を追加投与したいと仰いました。

薬の影響で、肝酵素の値がどんどん上がっているし、お腹の調子も崩れてきているため、とっても不安ではありましたが、輸血のできない現状では、免疫抑制剤が効いて溶血が止まること以外にオードリーの命が繋がる道はないのですから、追加投与を承諾しました。

しかし、免疫抑制剤の注意書きの副作用の項目には、怖いことがい~っぱい並んでいます。

下痢・嘔吐・虚脱といった比較的軽い(?!)ものに始まって、長期的には、腫瘍・白血病・リンパ腫の発症率が高まるとか、溶血性貧血を起こすこともあるとか(溶血性貧血の治療が目的なのに!)。

あ~こんなもの身体に入れていいのか~みたいな・・・

それでも、目先、命を繋ぐことを選んでしまったオーママです。

先生からみると、薬の副作用による数値の悪化はまだまだ許容範囲であり、なによりも、オードリーが元気(!!)に頑張っているのだから大丈夫ということで、比較的穏やかな部類(本来はもっと強い薬を使いたい状況らしいです...)であるセルセプトという免疫抑制剤を追加処方したそうです。

でも、このところの激痩せぶりはやはり危険だということで、消化不良を示唆する糞便検査の結果を踏まえて消化酵素も追加となりました。(これにも、ママ、びくびくでしたが、その話はまた次回)

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それで、骨髄穿刺の結果が出ていなかったため骨髄低形成についての手当ては先送りになりましたが、主治医の先生の中ではある程度目星がついていたようで、『骨髄線維症』だった場合の治療について説明を受け、1週間後の再診予約して、この日の診察は終了しました。

「あ~また1週間、長いなぁ~」と病院を後にしたわけですが・・・

翌日の夕方、主治医の先生から電話がありました。

骨髄穿刺の検査結果が出たというのです。

先生の予測どおり、骨髄線維症とのことでした。

耳慣れないこの病気、症例が少ないこともあって、たいていの医療施設では治癒率が1~2割だそうです。しかし、麻布大学は国内では一番多くの症例を診ており、成績も7割近いのだとか。喜んでいいのですよね、たぶん。

先生によると、治療にはとても長い時間がかかるそうですが、薬(この先生が実績をあげている治験薬を使うことになりました。実験台と言われるかもしれませんが、7割に入れることにかけるしかないでしょ!)が効けば、半年くらいで造血の機能が戻り、順調なら1年くらいでほぼ普通の生活に戻れるまで回復するそうです。

当面、1日置きに、この治験薬(人間では既に使用されているポピュラーな製剤ですが、骨髄線維症の治療薬として確立しているわけではないので、ここで製品名を出すことは控えることにします。公表しないようにと言われているわけではありませんが...)を注射で投与することになります。

経口投与のお薬もあるそうですが、注射の方が効果が高いということで、週3回の通院は負担ではありますが、ここは注射の方をお願いしました。(大学病院だと再診料が高額だからと、週2回はかかりつけで注射してもらえるよう手配をして下さいました!)

というわけで、さっそく金曜に第1回の注射を打ち、今日、2回目を打ってきました。

ほとんど副作用はない薬だけれど、まれにアレルギーが出るケースがあるということで、抗体ができる2回目は要注意といわれましたが、なんとかクリアしたようで、ホッとしています。

<かかりつけ病院にて@本日>
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骨髄低形成については、この薬で気長に機能回復を図るしかありませんが、問題は溶血です。

こちらは、そんなに悠長な話ではないのです。

免疫抑制ができて溶血が止まらなければ、造血機能が回復するまでの半年を持ちこたえることは不可能です。

また、赤血球に加えて血小板も減少し始めている現状で、かりに免疫のコントロールに成功して溶血が止まったとしても、通常どおり寿命を迎えて死んでゆく赤血球があるわけで、輸血しないままで、本当に半年もの期間を乗り切ることができるのか、正直、医者にだって分からないのだと思います。

でも、かかりつけの先生も、大学病院の先生も、オードリーのように明るくてへこたれない性格は病気と闘うのにはとてもプラスだと励ましてくださいます。

オーママやオーパパは、どちらかというと、すぐドヨヨ~ンとなりがちな性格ですが、オードリーが頑張っているのに落ち込んではいけませんね。ここは、オードリーの生命力を信じて、先生の治療に着いて行こうと思います。

まずは『半年』を目標に、全力でオードリーをサポートして行きます!

      ******

もっと頻繁に更新したいところですが、相変わらずステロイドによる多飲多尿が続くオードリーの夜間のトイレに付き合って(室内なんですが、洪水のような大量チッコなので色々始末が...)、恒常的に『寝不足頭』のオーママ、パパの帰宅で夜勤(?!)交代する週末くらいしか睡眠が確保できず、文章まとめるほど頭が回りません。(=.=;

そんなこんなで、なかなか更新できないこともあるかと思いますが、便りのないのは無事の便り、ということで、どうか気長にお付き合い下さいませ。(^_^;)

「寝不足はお肌に悪いわよぉ~昼寝したら?」11092502.jpg


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